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食材セットしてレシピ選ぶだけ、インド発スタートアップのキッチンロボ「Nosh One」が約22万円で予約開始

 鍋の番はロボットに任せる時代へ

 インド発スタートアップEuphotic Labsが、AIキッチンロボット「Nosh One」のKickstarterキャンペーンを開始しました。食材をトレイにセットしてレシピを選ぶと、投入からかき混ぜ、仕上げまでを自動で進める調理ロボットだといいます。小売予定価格は$2000です。配送時期はKickstarter上で2026年4月発送開始予定。配送先について「一部の国に限り、米国とカナダを含む」と伝えています。

 Nosh OneはIH加熱を採用し、4Lのセラミックパンで最大4人分の料理を1回で調理できるそうです。本体には5つのコンパートメントを備えた食材トレイがあり、スパイスは8つのコンテナ(各100cc)を内蔵し、4分の1ティースプーン単位の精度で自動投入する仕組みだといいます。油と水の専用タンクも備え、小さじ1単位で自動投入できます。

 調理中は内蔵カメラが食材の色や質感、水分量を見ながら、加熱やかき混ぜのタイミングを自動調整するのだとか。対応レシピは500種超で、11以上の各国料理にまたがるとのこと。アプリからレシピの選択や編集、調理開始時刻の設定ができるほか、自然言語で新しいレシピを生成する機能も用意しています。

 アプリはユーザーの好みを学習し、スパイス補充の通知や食材計画にも役立つそうです。

 Culinary+は年180ドル相当をうたうサービスで、Kickstarter支援者には生涯利用が付属し、全レシピへのアクセスに加えて年50件のレシピ編集と年50件の新規パーソナライズレシピ作成が可能なのだとか。

 競合としてはPoshaがあり、こちらも$1500級で1000以上のレシピに対応します。ただしThe Vergeのレビューでも、食材の下ごしらえはユーザー側の仕事として残ると指摘しています。Nosh Oneも包丁仕事までは代替しませんが、密閉された調理チャンバーを備えており、The Vergeは油はねや煙の漏れを抑える助けになると伝えています。KickstarterやNew Atlasでも、カーボンフィルター付き排気による臭い対策をアピールしています。

 「カーボンフィルター」とは、活性炭を使った空気の浄化フィルターのことです。活性炭が調理中の臭いや油煙の成分を吸着してくれるので、キッチンに臭いが広がりにくくなります。家庭用の空気清浄機や換気扇にも同じ原理が使われています。

 6基の高精度モーターを内蔵し、セラミックパンと撹拌アタッチメントは食洗機に対応します。日常の手入れは調理チャンバーを少し湿らせた布で拭く程度で済み、月1回のセルフクリーニングでは内部の油・水ホースを洗い流せるといいます。排気の向きは左右に振り分けられるそうです。7年以上を設計・試作・試験に費やし、65回のユーザー試験で1500食超を調理したと説明しています。

 一方で、パンケーキやロティ、魚の丸ごと調理のように「ひっくり返す」工程が必要な料理には向きません。Nosh Oneが自動化してくれるのは主に「下ごしらえ後の調理工程」だと見るのが実態に近そうです。切る、量る、下準備するといった部分はまだ人の仕事ですが、鍋の前につきっきりになる時間をかなり減らしてくれそうなのは確かでしょう。

項目 Nosh One
価格 $1499(Kickstarter)/ $2000(小売予定)
出荷時期 2026年4月発送開始予定(Kickstarterの配送タイムライン)
対応レシピ 500種以上
対応ジャンル 11以上の各国料理
加熱方式 IH加熱
調理容量 4L セラミックパン(最大4人分)
食材トレイ 5コンパートメント(容量表記は資料間で差異あり)
スパイス 8コンテナ(各100cc、1/4 tsp精度)
油・水 自動投入対応(1 tsp精度、タンク容量表記は資料間で差異あり)
AI監視 内蔵カメラで色・質感・水分量を見て加熱と撹拌タイミングを調整
排気 密閉チャンバー、カーボンフィルター付き排気、左右切替式
モーター 6基
寸法 幅523mm × 高さ424mm × 奥行565mm
重量 26kg
配送対応地域 一部の国(New Atlasは米国・カナダを含むと報道)
非対応例 ロティ、パンケーキ、魚の丸ごと調理など、ひっくり返しが必要な料理
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