昨日、Lumia1020に機能追加のアップデートとなるBlack updateが配信され、無事に私のLumia1020にもアップデートが降ってきました。
Nokia Conservationsによると、追加された機能は
- App Folder
- Nokia Glance Screen 2.0
- Bluetooth LE
- Nokia Refocus
- Nokia Beamer
- Nokia Storyteller
- raw DNG support
となっています。Refocus に関しては Black update 以前にアプリとして配信されていたものなのでここに名前があるのがちょっと不思議ですが、アップデートに機能改善も含まれているのかもしれません。
さて、私や皆さんがもっとも気になるカメラ部分の機能改善ですが、まず DNG 形式の RAW 撮影に対応しました。
D・N・G! おっと取り乱してしまいました。しかしながら、ひとつ DNG 形式での撮影の際に気を付けなければならないことがあります。上のスクリーンショットの下部に書かれていますが、DNG モードでは JPEG38MP では可能だった、撮影後にフレーミングを決められる再構成が使用できなくなっています。ですので DNG モードで撮影する際には撮影時にしっかりフレームを決める必要がありますね。
次に Nokia Camera の改善部分ですが、気がついた限りではまずオートホワイトバランスが以前に比べ自然に撮れるよう改善されています。またズームイン・アウトの動作も滑らかになりました。そんなわけでオートWBで撮ってみた写真がこちらになります。
撮って出しなので DNG から焼いたものではありません。アップデート前の比較対象がないのが申し訳ないのですが、おそらく以前のオートWBではもっと寒色系に傾いた絵を吐いたであろうところをとても自然な色合いで撮れたと思います。
撮影して PC に取り込む際に気づいたことですが、この DNG ファイルは一律で 47MB になるようです。約50MBとなるとおよそ20枚で1GB分の容量を占めてしまうため、たくさん写真を撮るかたですとあっという間に内蔵メモリが容量がいっぱいになってしまうでしょう。
ですから DNG ファイルを頻繁に PC に移すか、あるいはDNGは使用しないで JPEG5MP+38MP で撮るというのもありではないでしょうか。私としては DNG 形式で撮りたいひとつの理由に、今まではWBの性能があまりよろしくなく後で修正をかけたかったからというのがあるのですが、今回のアップデートで WB の性能も向上したため、わざわざ PC での編集作業を必要とする DNG ファイルを使う意味はそこまで大きくないようにも思います。
でもせっかくなら圧縮前の RAW 画像で色々いじりたいですよね。Lightroom で現像したいですよね。なので私はしばらくは DNG モードで撮影していこうと思います!
以上、取り急ぎあるごすがお伝えしました。