Canalysは、スマートフォンの出荷台数に関する最新の統計を発表しました。
それによると、2014年Q1の世界でのスマートフォンの出荷台数のトータルは、2億7940万台となりました。これは前年同期比で29%増加しています。
このうち、81%はAndroid、16%はiOS、3%はWindows Phoneとなったそうです。
また、この中で5インチ以上の画面サイズを持ったスマートフォンの数は増大しており、実に34%が5インチ以上であったそうです。この傾向を見ると、AppleがiPhone 6で大画面化に踏み切るのもわかりますね。
なお、BRICs諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)では、全体の44%に相当する1.2億台が出荷されており、改めて新興市場の重要さを認識させられる次第です。SAMSUNGのTizen OSが、先進国市場の厳しい戦いよりも、新興市場での戦いを重視し始めたのも当然の流れと言えそうです。