老舗カメラメーカーのライカは、ロシアのウクライナ侵攻に対する一連の流れを受けて、ロシアから撤退しました。
ドイツに本社を置くライカカメラAGは3月15日に、ロシア国内からの撤退及び実店舗のライカストアモスクワの閉鎖を簡潔に発表しました。
すでに二週間ほど前からコミュニティでは撤退のうわさが広がっていたようですが、他社と比較すればやや遅い撤退となりました。
また、同日には、EU理事会が対ロシアへの制裁の第4弾を採択しています。この制裁には、ロシア国営企業とのすべての取引の停止やエネルギー産業に関連する物品の輸出の原則禁止などのほかに、ロシアに対するぜいたく品の輸出を禁止するというものが含まれています。そのため、この制裁の採択を受けて、ライカは撤退を決定したのではないかとのうわさもあるようです。