Qualcommは、中国Weiboにて同社SoCの新製品発表会、「Snapdragon Night 2022」を開催することを告知しました。
発表会は中国の現地時間の5月20日20時から開催。Qualcommはこのイベントにて、モバイル向けSnapdragonの新しいプラットフォームや新製品、新しい体験などを紹介すると投稿しています。
どのような製品が発表されるかについてはほとんど明かされていませんが、リーカーのIce Universe氏などは、Snapdragon 8 Gen1 PlusおよびSnapdragon 7 Gen1が発表されると述べています。
Snapdragon 8 Gen1 Plusは、台湾TSMCがその製造を請け負っているとされており、歩留まりの悪さや発熱問題などで酷評を受けているSamsung製造のSnapdragon 8 Gen1からの改善が期待されています。
ただ単に名称の規則が変わったから、という理由も考えられますが、無印版とPlus版のモデル番号の規則性も、既存モデルとは異なるものになっており、ただのクロックアップ版にとどまらない進化がありそうです。
また、Motorolaの旗艦スマホである「Motorola Frontier(コードネーム)」やXiaomiのハイエンドスマホであるXiaomi12/12Proのマイナーチェンジ版、Xiaomi 12Sおよび12S Proなどに搭載されるとも噂されています。
一方のSnapdragon 7 Gen1についてはさほどリークされていないため、どういったスペックになるのか、またどの価格帯のスマホに搭載されるのかといったことは予測できません。Qualcommがスマホ向けSnapdragonの命名規則を変更してから初めての700番台の命名規則が適用されたモデル、ということでどういった点が変わってくるか、またどこが変わらないのかといった点に注目したいところ。