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本日発売:AQUOS R7ファーストインプレ。R6正統進化、待望の後継機降臨

 シャープより最新ハイエンドスマートフォン「AQUOS R7」を貸与していただいたのでまずはファーストインプレッションから。

 本日発売のソフトバンク版のため背面にキャリアロゴはなく、おサイフケータイとAQUOSロゴでスッキリとしたデザイン。起動時アニメーションにもキャリアロゴはありません。

 SHARPの機種といえば、ガラケー時代から指紋の目立つ光沢が多かった印象で、5G時代になってからも高級ハイエンドであるAQUOS R5GやAQUOS R6に至るまで光沢でした。この辺りは好みの問題もあるとは思うものの、昨今のトレンドとしてもすりガラス調やマットが高級帯では強く求められているため、それを無視しており野暮ったい印象を強調していた側面はあったと思います。

いずれも指紋がついて目立ちやすい 左:AQUOS R5G プラ, 右:AQUOS R6 ガラス

 この点、AQUOS R7はガラス背面ながらすりガラス調に変更したため、高級感ありつつすべすべとした触り心地は最高。若干ラメっぽい光の反射もあります。

  • AQUOS R6:高さ162×幅74×厚さ9.5mm、重量207g
  • AQUOS R7:高さ161mm×幅77×厚さ9.3mm、重量208g

 一般的なスマホよりは厚みが少しある印象ですが、背面はラウンドエッジ処理されており気になりにくいといったところ。

 幅は広めでGalaxy S22 Ultraぐらい。ファブレットに慣れてない人は戸惑うかもしれません。重量はGalaxy S22 Ultraよりは軽いです。AQUOS R6比ではごくわずかに軽くなったように錯覚するのですが、背面質感の変更と幅広により重量が分散されるためかもしれません。

 左側面には音量ボタンと電源ボタン。

イヤホンジャックあり

 SIMピンで引っこ抜くと、挿入部はSIMトレイとmicroSDカードの2段。間違えて差し込んでしまわないよう注意してください。細かいところでは、SIMトレイ抜き差しで再起動する挙動はいい加減いらないと思います。

 これまでスピーカーがAQUOSの致命的弱点でしたが、R5GやR6と比較すれば格段に音質が良くなっています。

 背面はエッジですが、前面はフラット。前作は画面端のエッジの湾曲がキツすぎて誤動作の原因となりがちであったほか、視認性も阻害していて惜しかったので、まだフラットの方が良いように感じます。

 画面表示は前作同様美しいです。こんなにキレイなのに、両端の湾曲で色が少し変わってもったいない……と思うこともありません。

 バイブレーターの感触はふわっとして下品な感じも特段の高級感もありません。

 指紋認証は優秀。何度も何度も位置と角度を変えながら登録作業が必要なところを、AQUOS R7は一発で設定可能。これは楽ちん。

 AnTuTuベンチマークは78万点。Xperia 1 IVと同水準でSnapdragon 8 Gen 1 搭載機としては低い方。スクロールは独特の慣性で気持ちよく、疑似240Hz(120Hz)のため非常に滑らか。ゲーム目的は他の選択肢で良いですが、様々なアプリを滑らかに利用するという観点でハイエンドを選ぶなら本機は極上。

 前作で気になっていた点の多くが改善されており今のところ好印象です。

 さて、撮像素子は超広角の4720万画素1型カメラのみ。次回以降の記事で使い勝手や作例を見ていきます。

詳細はソフトバンクの公式サイト(https://www.softbank.jp/mobile/)でご確認下さい。[AD]
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