
息が長くなる?
9月、Xiaomiはモデル名もラインナップも、そしてデザインすらもiPhoneに寄せた「Xiaomi 17」シリーズを発表しましたが、その特色といえばなんと言っても最上位のXiaomi 17 Pro/Pro Maxにて採用されている背面の大型サブディスプレイ。
こういうイロモノじみた装備は大抵、次のモデルではなかったかのような扱いを受けることが往々にしてありますが、今回に限ってはそうでもないようです。中国mydriversが伝えています。
それによれば、Xiaomiグループの社長であるLu Weibing氏が10月半ばごろの生放送にて、次世代のXiaomiスマートフォンでも継続的に背面サブディスプレイを採用し、同時に関連する研究開発への投資を増やす計画であると伝えていたようです。
なおXiaomiグループの顔といえば雷軍CEOが浮かびますが、彼はあくまで創業者兼会長兼CEOで、Lu Weibing氏が社長です。
またXiaomiは、Xiaomi 17 ProおよびPro Maxのサブディスプレイの研究開発になんと10億元、日本円にして210億円ほどを費やしているようです。これのおかげか、Xiaomi 17シリーズは中国本土にて記録的なスピードで販売記録を伸ばしたとのこと。
Xiaomiの旗艦シリーズであるナンバリングモデルでは、かつてMi 11 Ultraが背面サブディスプレイを備えていましたが、後継の12 Ultraにおいて1型センサーの代償にあっさりと姿を消してしまいました。
そう考えると、サブディスプレイというイロモノを次世代以降も投入するというのはかなり思い切った決断に見えます。おそらく、このiPhone風でドデカいサブディスプレイを今後のブランドアイコンに据えるつもりなのでしょうか。今後の動向が楽しみですね。


















