
加速!
AI業界で最も重い賭け金を背負っているのが、「AGI」という言葉。「これが作れれば戦争に勝てる」ぐらいのゲームチェンジャーのようなもので、そのために各社が資金を調達して莫大開発資金を投じています。
今そこに、AI向けGPU市場で圧倒的な存在感を持つNvidiaのトップが爆弾発言を投げ込みました。
Nvidiaのジェンスン・ファンCEOが、Lex Fridmanのポッドキャスト第494回に出演し、「AGIを達成したと思う」と発言しました。The Vergeが伝えています。フリードマンが、AIが10億ドル超の価値を持つ成功したテクノロジー企業を立ち上げ、成長させ、運営できるようになるのはいつかと問うと、ファンは「今だと思う。AGIは達成したと思う」と答えました。
ただし、この「達成」には但し書きがつきます。ファンCEOは、Claudeのようなモデルがウェブサービスや小さなアプリを作り、それを数十億人が50セントで使ったあと、ほどなくして事業がしぼむことはあり得ると述べました。瞬間的なヒットと持続的な企業経営は別だという留保です。さらに、そうしたエージェント群がNvidiaのような企業を築く確率は「ゼロパーセントだ」とも語っています。
ファンCEOはオープンソースのAIエージェント基盤「OpenClaw」にも触れ、「OpenClawはエージェント型システムにとって、ChatGPTが生成AIに果たしたのと同じ役割を果たした」と評価。また、フリードマンが事前学習、事後学習、テスト時スケーリング、エージェント型スケーリングの4つに整理した流れを受け、ファンは最終的に「知能は、突き詰めれば計算資源でスケールする」と語りました。
AGIの定義、けっこうゴールポストが動かされている感も強いのですが、NvidiaのCEOが公の場で言い切った重みは無視できません。まあ「GPU屋のポジショントーク」と言えばそれまでかもしれませんが……。




















