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新AIモデル「Claude Mythos」がヤバすぎる。性能高すぎて危険のため一般公開せず

Anthropicが新AIモデルClaude Mythos Previewを発表一般公開せず

 性能高すぎ、危険すぎ。

 Anthropicが高い能力をうたう新AIモデル「Claude Mythos Preview」を発表しました。ただし一般公開はありません。Project Glasswingのローンチパートナー12組織に加え、重要ソフトウェア基盤を担う40超の追加組織に限ってアクセスが提供されるという、かなり異例な発表です。

 Anthropicが2026年4月7日に発表した「Claude Mythos Preview」は、同社の未公開の汎用フロンティアモデルです。Anthropic公式発表ではSWE-bench Verifiedで93.9%など、全般的に非常に高いスコアを記録。コーディングも推論もトップクラスですが、とりわけ注目されているのはサイバーセキュリティ領域での能力です。

 具体的に何がすごいかというと、Mythos Previewはこの数週間のテスト期間だけで「数千件のゼロデイ脆弱性」を見つけたとされています。ゼロデイとは、開発者にもまだ知られていない未知の脆弱性のことです。

 Anthropicによると、その対象はすべての主要OSと主要ウェブブラウザに及び、最も古いものでは27年間見逃されていたOpenBSDのバグまで含まれます。

 ほかにも16年見逃されていたFFmpegの脆弱性や、FreeBSDのリモートコード実行脆弱性「CVE-2026-4747」も挙げられています。さらに、Firefox 147のコンテンツプロセスを模したテストハーネスでは、Claude Opus 4.6が数百回の試行で2回しか成功しなかったJavaScript shell exploitを、Mythos Previewは181回成功させ、加えて29回はレジスタ制御にも到達したとされています。

 では、これだけ強力なモデルをなぜ一般公開しないのか。もちろん、そうした脆弱性を発見する能力のあるモデルが、悪意のあるハッカーの手に渡ったら?想像するだけで恐ろしいことだからです。

 そこでAnthropicは「Project Glasswing」と名づけたサイバー防御イニシアチブを立ち上げ、Mythos Previewへのアクセスを厳しく制限しています。ローンチパートナーにはAmazon Web Services、Anthropic、Apple、Broadcom、Cisco、CrowdStrike、Google、JPMorganChase、Linux Foundation、Microsoft、NVIDIA、Palo Alto Networksが参加しています。そのうえで、重要ソフトウェア基盤を担う40超の追加組織にもアクセスが広げられています。狙いは、攻撃者より先に穴を見つけて塞ぐこと。防御側を優先した判断というわけです。

 一方、Anthropicは、AIの進歩速度を踏まえると、こうした能力が安全に展開する意思のない主体にも広がるのは時間の問題だと警告しています。

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