弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

【朗報】RCS、ビデオ通話対応へ。新仕様策定

RCS4.0ビデオ通話対応へ

 チャットからそのままビデオ通話へ。

 SMSの後継規格として普及が進むRCS(Rich Communication Services)。AppleもiOS 18でRCSに対応し、対応する通信事業者の環境ではAndroidとiPhoneの間でもSMSやMMSよりリッチなメッセージングが可能になりました。

 そのRCSの最新仕様「Universal Profile 4.0」をGSMAが策定完了し、なんとビデオ通話にまで対応することがわかりました。Android Authorityが伝えています。

 目玉となるのは、メッセージアプリから直接ビデオ通話を発信できる「MIVC」(Messaging-Initiated Video Calls、メッセージ発信型ビデオ通話)の導入です。テキストのやり取りからシームレスにビデオ通話へ移行でき、1対1だけでなくグループチャットからの発信にも対応します。

 さらにグループでは最大32人が参加可能で、途中からの合流にも対応します。WhatsAppやFaceTimeでは珍しくない機能ですが、RCSとして標準化されることで、対応する端末やネットワークをまたいだ相互運用への道を開く点に意味があります。

 ビデオ通話以外にも、テキストの太字・斜体・取り消し線といったリッチテキスト書式への対応や、メディア共有の品質向上が盛り込まれました。メディア共有については、送受信する端末同士が対応フォーマットを自動的に識別し、より適した形式で送れるようになります。これにより、画像や動画、音声の共有品質の改善が期待されます。ビジネス向け機能としては、リッチカード内でのストリーミング動画再生や、リンクをメッセージアプリ内で開くか、専用アプリやブラウザーへ移すかを制御する拡張も加わっています。

 ただし、仕様の策定完了と実際の展開は別の話です。9to5Googleは、2025年3月に発表されたUniversal Profile 3.0のエンドツーエンド暗号化対応ですら、AppleとGoogleで2026年2月にテスト開始が確認されたばかり。Universal Profile 4.0の機能がGoogle MessagesやAppleのメッセージアプリに実装されるまでにも、大なり小なり時間を要するでしょう。

 RCSの仕様書は着実に「あるべき姿」へ近づいています。もっとも、仕様通りの体験がユーザーの手元に届くまでには、今回も時間差がありそうです。

詳しく読む
すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない