
0℃検知で突然圏外。
NTTドコモが4月3日、衛星電話サービス「ワイドスターⅢ」で2件の不具合を公表しました。
1つ目は屋外設置アンテナの問題です。仕様上の温度範囲内であるにもかかわらず、利用環境によりアンテナ内部の温度センサーが0℃を検知した際に、突然圏外になる事象が確認されています。
2つ目は可搬型端末・設置型端末に共通する不具合です。異常を検知した際、本来は自律的に再起動して正常に復帰しますが、まれに再起動処理が正常に行われず、端末が起動と停止を繰り返す状態に陥ります。具体的な症状としては、端末の電源ランプが青点滅し圏外ランプが点灯する、もしくはハンドセットに「起動中」と表示されるとのことです。なお、こちらは手動で電源OFF/ONすれば復旧可能です。
原因はいずれもソフトウェアの不備で、NTTドコモは4月末以降にソフトウェア改修を予定しています。改修時期が明確になるまでは、対象機器を利用しているユーザーにとって気がかりな状況が続きそうです。
ちなみにワイドスターⅢは2023年10月11日に提供開始された衛星電話で、静止衛星(N-STAR)により日本全土および日本沿岸から約200海里をサービスエリアとしています。タイプMプランの月額基本使用料は1万450円(税込)からです。安くはない契約だけに、早期の改修を期待したいところです。



















