
おうちにクラウンの座席。
クラウンのフロントシートが、まさかのデスクチェアになります。トヨタ紡織は2026年4月17日、トヨタ自動車「クラウン」のフロントシートをベースにした高機能デスクチェア「CROWN SEAT」Desk Chairの開発を発表しました。
価格は49万5000円(税込)、70脚の数量限定で、4月23日からクラウン専門店「THE CROWN」各店舗で受注販売を始めています。なお、申込数が生産予定数を超えた場合は抽選販売になるそうです。
骨格・ウレタン・本革張りまで、クラウン車両のシートと同じ部材を採用。実際のクルマと同じラインで生産し、カバーも手作業で丁寧に仕立てているとのこと。要するに、本物の高級車クラウンのフロントシートをそのまま机に持ち込めるってこと。
搭載されている機能がやたら豪華。シートヒーター(Hi/Mid/Lowの3段階、Hi連続使用で約7.5時間目安)、シートベンチレーション(3段階、Hi連続使用で約10時間目安)、リクライニング(最大141度)、リフター、フロントチルト(座面前側の角度調整)、ランバーサポートまで網羅。このうちリクライニング、リフター、ランバーサポート、フロントチルトは電動で動かせます。一方、チェア自体の上下昇降は手動です。
給電はEcoFlow RIVER 3(230)のポータブル電源を背面に搭載する仕様。コードレスで動かせて、しかもシートベルトバックル部分がUSB Type-Cポート(最大100W出力)として活用されています。ここからスマホやノートPCへ給電可能。シートベルトをUSBにする発想、地味に好きです。
ところで、ベンチレーションって何ぞ、と思った方もいるかもしれません。平たく言えば、シート内部に仕込んだファンで空気を吸い込み、背もたれ面と座面の蒸れを抑える機能のこと。送風機が冷風を吐き出すタイプではなく、熱気や湿気をシート側に逃がしてくれるイメージです。長時間デスクワークで太もも裏や背中が蒸れる問題、これでかなり和らぎそうです。
なお、脚部の高さ調整機構とひじ掛け構造は、オフィス家具大手のイトーキが技術協力。クラウンの座り心地はそのままに、デスクチェアとしての扱いやすさを担保しています。トヨタ紡織の自動車シート技術と、イトーキの椅子設計ノウハウの合わせ技、というわけ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 「CROWN SEAT」Desk Chair |
| 開発 | トヨタ紡織 |
| 販売 | THE CROWN COLLECTION/THE CROWN各店舗 |
| 価格 | 49万5000円(税込) |
| 生産予定数 | 70脚 |
| 申込期間 | 2026年4月23日〜6月27日 |
| 発送時期 | 2026年9月以降予定(国内向け) |
| タイプ/カラー | 「SPORTY」タイプ:ブラック/フロマージュ/サンドブラウン/サドルタン、「SPORT」タイプ:ブラック |
| 主な機能 | シートヒーター、シートベンチレーション、リクライニング、リフター、フロントチルト、ランバーサポート、USB-Cポート |
| 電動調整 | リクライニング、リフター、ランバーサポート、フロントチルト |
| 手動調整 | チェア自体の上下昇降 |
| ポータブル電源 | EcoFlow RIVER 3(230)付属 |
| USB-C出力 | 最大100W |
| 寸法 | 幅 725mm、奥行き 744〜1080mm、縦方向寸法 1257〜1337mm、最大高さ 1453mm |
| 座面高 | 412〜492mm |
| 座面前縁高さ | 440〜520mm |
| ひじ掛け高さ | 640〜820mm |
| リクライニング角度 | 最大141度 |
| 重量 | 約40kg |
カラーは「SPORTY」タイプがブラック/フロマージュ/サンドブラウン/サドルタンの4色、「SPORT」タイプがブラックのみ。受注期間は6月27日まで、発送は9月以降の予定としています。
49万5000円のデスクチェアと聞くと身構えますが、ヒーター・ベンチレーション・100W給電に本革張り、しかもクラウンの座り心地が手に入ると考えれば、案外コスパ良いのかも……。あ、買えるとは言ってないです。
























