Microsoftは、非正規のWindowsの場合でも、正規版のWindows 10へのアップデートを行う方針であることを明らかにしました。ロイター通信が報じています。
鍵は中国という巨大市場の存在です。中国のユーザーは75%が海賊版のWindowsを利用しているとも言われており、それらをアップデートの対象とすることで、正規版Windows 10の普及率を上げることができます。OfficeなどMicrosoftの有料サービスを利用してもらうことで穴埋めをする狙いがある物と思われます。
Windows 10のリリースにあたって、世界最大の中国PCメーカーLenovoとも協力するようです。セキュリティ企業Qihoo 360やTencentといった各中国企業と協力する見込み。モバイル版Windows 10を中国Xiaomiに提供するなど、Microsoftの中国重視の姿勢が見て取れます。
Windows 10は111言語、190カ国にて、今夏提供開始予定です。