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日本でも登場予定:海外版XPERIA Z Ultraレビュー。

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 SONYのファブレット端末XPERIA Z Ultraを香港で購入しました。日本のLTEにも対応したモデルC6833で、もちろんSIMフリーモデルとなります。ちなみに充電に便利なマグネット式充電チャージャーは別売りでした。

 Snapdragon 800 クアッドコア 2.2GHz、実行用メモリ2GBを備えており、画面の大きなスマートフォン(=ファブレット)の代表のような端末です。競合機種としてはSAMSUNGのGALAXY NoteシリーズやLGのVuシリーズが挙げられます。 

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 周囲を囲む質感のよい金属フレームが端末の高級感を引き立てます。下部にはスピーカー、そしてストラップホールがあります。

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 右側面には物理音量キーと電源ボタンがあります。microSDスロットとSIMスロットは同一の蓋で保護されています。イヤホンジャックは剥き出しですが、本端末は防水防塵です。キャップレス防水なので浸水しない仕組みです。

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 重量は軽く、わずか212gです。スマホより若干重たい程度。厚みはZが7.9mm、Z1が8.5mm、Z Ultraが6.5mm。実は兄弟機の中でも薄いのです。

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 ディスプレイは6.44インチ。 Full HDのトリルミナスディスプレイ。液晶の方式はIPS。次の画像は、Lumia 920, XPERIA Z Ultra, Z1, Z, iPhone 5sを最大輝度で比較したもの。

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 圧巻の大画面。そしてIPS方式のため視野角も広く、コンテンツのビューワーとしても向いています。

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 地図や電子書籍の閲覧にもぴったりです。側面右の音量キーをページ送りなどに割り当てられるアプリであれば、電子書籍や画像の閲覧が快適に可能。この大画面で、片手操作で済むのは、もはや感動的。

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 本機種はNTT docomoではキャンセルされ、KDDIから春モデルのXPERIA Z Ultra SOL24として登場する予定です。私の入手したのはグローバル版のC6833です。

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 もちろん通知バーのトグルスイッチはカスタマイズ可能。当然国内機種にはまだ搭載されていないSTAMINAモードはあるものの、画面の色合いを調節できるホワイトバランスモードはありませんでした。私の入手した個体は、色温度に不満はないので問題はありませんが。できる限り搭載してくれれば、あまり心配せず購入できるんですけどね。

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 文字入力は両手を推奨しますが、PoBOX TouchやATOKなら位置を寄せることができるので、片手でも可能です。

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 総評として、6.44インチで何をやりたいか?という明確な目的のある人であれば、絶対におすすめできる機種です。唯一無二のデバイスですからね。画像、動画、電子書籍の閲覧、ナビとしての活用など、さまざまな用途が考えられます。

 メモ書きにもよさそうかなと思ったのですが、(少なくとも私の個体は)タッチパネル感度があまりよくないですね。配信中のはずのOTAアップデートで修正されるかなと思っていたのですが、なかなか降ってこないので、レビューだけ上げてしまいましたが。またアップデートで大きく変化した点や、Z Ultraならではのアプリを見つけたら、別途記事にしていこうと思っています。

Sony XPERIA Z Ultra C6833 LTE版 (Purple パープル 紫) 海外SIMフリー携帯
XPERIA Z Ultra C6833 SIMフリー

  1. 本日発売:au版 XPERIA Z1 (SOL23) ハードウェアレビュー
  2. 本日発売:スマホをデジカメ化するソニーの変態カメラ「Cyber-shot DSC-QX10」レビュー
  3. 本日発売:SmartWatch 2 (SW2)がオンラインで購入可能に
  4. SONYのSmartWatch 2 (SW2)を衝動買いしました
  5. まさに「聖地」! SIMフリースマホが集結する香港「先達広場」がスゴい。
  6. 今後の国内モデルにも搭載か:XPERIAの「STAMINAモード」とは?

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