XPERIA Z以降、XPERIAスマートフォンの大きなセールスポイントとなっているのが“Battery STAMINA mode(スタミナモード)”です。
これは画面を切っている間のみ、通信を切断するという省電力機能です。2012年のグローバル版XPERIA TやICSにアップデートしたXPERIA Pにも採用されていた省電力機能をさらに進化させたものだと思われます。待機時の消費電力抑制に絶大な威力を発揮しており、長時間駆動に大きく貢献してくれます。
しかし日本国内のモデルには、STAMINAモードは搭載されてきませんでした。かわりに、電池残量に応じて画面輝度やWi-Fiのオンオフを切り替えるだけ「省電力モード」のみが搭載されています。
これは通信事業者のネットワークとの兼ね合いもあったようで、XPERIA Z1 SO-01Fはアップデートで対応、XPERIA Z1f SO-02Fは発売当初から対応という形がとられる模様です。
XPERIA Z1f SO-02Fでは、画面を消灯している間、どのアプリを動作させるのかを決められるようになっていました。さらにSTAMINAモードを使うと何が起きるのか、どう使えばいいのかをユーザーに明示するようになりました。これはキャリアメールなどのアプリが動作しないなどの苦情が出るためと予想されます。
XPERIA ZやZ Ultraなど、グローバルモデルでは当たり前の機能ですが、日本でも対応機種が出てくるのは楽しみですね。KDDI版のZ1 SOL23にも搭載してほしいところです。