Y!mobile版Nexus5 契約&使用感レビュー

 イーモバイルとウィルコムのサービスを引き継ぎ、8月1日にサービス開始したY!mobile。大手3社とMVNOの間を攻める絶妙なプランを提供しています。8月末にY!mobileのNexus5を契約したので、その顛末と簡単なレビューをお伝えします。

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 今回はauからY!mobileへのMNPで新規契約しました。都内の併売チェーン店を選びましたが、店員さんもまだY!mobileの契約作業に慣れていない様子。こちらが気を利かせつつ、30分ほどで書類を書き上げました。平日の午前だったこともあり、1時間強で回線は無事開通しました。

 ここまでは順調だったのですが、セットアップ部分で閉口させられました。

 店員さん曰く、My Y!mobileアカウントとY!mobileメールアカウントを店頭で設定をしないとインセンティブが下りない、とのことで、希望するIDとパスワード、既存のアカウントの認証情報を紙に書き出してセットアップしてもらうことに。さらに、アプリインストールに必要となるGoogleアカウントの認証情報も要求されました。このような手順を、インセンティブを通して通信キャリアが実質的に強要することは、セキュリティやコンプライアンスの観点から、いかがなものかと思います。

(編集者注:いわゆる紙に『IDとパスワード』を書かせる問題です。ユーザーの個人情報を預かる移動体通信事業者の販売店で、そのようなやり方が未だに存在するのが不思議ですが、私も先月Y! mobileを契約した時に同じ場面に遭遇しており、問題であると感じます)

 そもそも、セットアップ作業で必要となるアプリがプリインストールされていないのも問題です。アプリがプリインストールされていれば、Googleアカウントの提示は必要ありませんし、ユーザの通信容量を無駄遣いすることもありません。自社アプリのダウンロード数を稼ぐための戦略、と解釈されても仕方ない所です。

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(左)Y!mobile版 (右)Google PLAY版

 以前使用していたGoogle PLAY版のNexus5と比較してみましたが、違いは見当たりませんでした。SIMロックもプリインストールアプリもない、素のままの「LG-D821」です。もちろん、某キャリアのようにOTAが遅れることもなく、最新のAndroid 4.4.4が降って来ています。

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 SIMカードはイーモバイル時代のもので、都内ではSoftBankのLTEを掴んでいることが多いようです。スピードテストでは、最高で下り40Mbpsを記録しましたが、十数m歩くだけで6Mbpsまで低下するなど、場所と時間による変動は大きいです。

 また、「Twitterは問題なく閲覧できるのに、YouTubeの動画が全く読み込まれない」という現象に遭遇しました。アプリの再起動やタスクキラーでは改善せず、場所を変えて約30分後に再試行したところ再生できました。「3日で1GB制限」には抵触していなかったので、SoftBankのネットワークに原因があると考えられます。ネットワークの安定性については、今後の改善に期待したいところです。

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