SONYのフラッグシップモデルXPERIA Z3(SO-01G/SOL26/401SO)の、国内における価格などが概ね出揃ったので、表にまとめておきます。
XPERIA Z3 | ||||
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通信料からの割引 (月々サポート/月月割/毎月割) | ||||
定価 | 新規/機変 | MNP | 発売日 | |
docomo SO-01G |
8万6832円 | 3万7584円 (1566円/月) |
7万6464円 (3186円/月) |
10月23日 |
KDDI SOL26 |
7万9920円 | 3万9744円 (1656円/月) |
3万9744円 (1656円/月) |
10月23日 |
SoftBank 401SO |
6万9120円 | 2万9520円 (1230円/月) |
6万240円 (2510円/月) |
11月下旬 |
各社モデルの価格
ドコモ版 SO-01G:各ドコモショップに掲示されているプライスカードを元に表をまとめています。各種店舗によっては、頭金などの価格がこれに加わってきます。頭金の相場は5千円から1万円程度。定価は他社よりも高めなのは、他社または海外現地SIMカードを利用できる、3150円のSIMロック解除サービスが利用できる点もあるかもしれませんね。しかし国際版にも技適マーク付きのモデルD6603も存在していること、国際版が7万円台で購入できることを考えると、あまり魅力はありません。ただしMNPによる割引額は特に多く盛られています。
au版 SOL26:なぜか公式サイトにはauスマートパス加入時の毎月割の割引額(1980円/月、計4万7520円) のみが表示されていますが、auスマートパスに加入しない場合は割引額が324円減額され、表内の額となります。MNP購入時に誰でも割(2年契約)を適用した場合、定価から3万2400円を割り引くことが可能であり、4万7520円で購入できることから、他社からの乗り換えでの購入においては価格的に訴求力があります。SIMロックが掛かっているので、最初から低価格で提供できるという側面もあるかもしれません。
SoftBank版 401SO:機種変更時の月月割の割引額が、現在の利用機種の利用期間が2年未満の場合、表内よりも減額される点に注意が必要です。1年6ヶ月以上~2年未満の場合、1020円/月、計2万4480円に。1年以上~1年6ヶ月未満の場合、510円/月、計1万2240円へと減額。1年以下の場合もまた減額されるなど、機種変更で頻繁に買い換えているユーザーには注意が必要です。機種変更時の割引に関してはクセがありますが、やはり定価は他社よりも、そして国際版よりも安いのが魅力的です。おそらくSIMロック解除サービスには対応しませんから、価格の安さとトレードオフで考える必要があります。
料金プラン
KDDIとSoftBankは、記事執筆時点では、まだ旧料金プランと新料金プランの選択が可能。NTT docomoは、既に旧料金プランの申し込みを終了した上で、旧料金プランのまま機種変更すると月々サポートの割引を打ち切るという、新料金プランへの強制移行策を取っています。通話をよくするユーザーはNTT docomoを選択しても問題ありませんが、通話をあまりしないユーザーは、海外通販や中古白ロム屋を通じてXPERIA Z3を購入し、MVNOのSIMカードを選択するのもひとつの手でしょう。
デザインの差
基本性能としては、いずれもグローバルモデルにワンセグ/フルセグ、おサイフケータイを加えたもの。ベースとなるZ3の詳しい機能・スペックは、先月のIFA2014での発表時の記事をご覧下さい。
違いとしては、背面のデザインとなってきます。各キャリアモデルのデザインの差異は、まとめると以下の通り。SoftBank版の401SOはFeliCa/NFCチップを採用しながら、あえて国際版と同じNFCマークを表記している徹底ぶり。
発売日は、SO-01G、SOL26が10月23日、401SOが11月下旬となっています。