ソニーは新作説明会を開催し、wena × beams の第二弾となるBlackモデル(4種類)を発表しました。これまでにWIRED、beamsとのコラボレーションモデルを発表していたwena wristですが、コラボレーションモデルとしては初めて本体色にブラックを採用しました。
これに合わせて、8月25日(金)〜26日(土)の2日間限定で、「おもいでの時計展」を代官山T-SITEで開催しています。この展示会では、一般ユーザーから思い出がつまった腕時計を募り、「wena wrist」ステンレスバンド、および「wena wrist leather」を取り付けることでスマートウォッチとして蘇らせます。入場は無料、Webサイトから事前予約することで、「wena wrist 特別割引クーポン」&「特製ステッカー」をもらえます。
「wena × beams」新作説明会
新作説明会では、wenaのプロジェクトリーダーである對馬氏と、株式会社ビームス・株式会社ビームスクリエイティブの北川氏、森氏、金城氏が登壇し、新モデルのデザインや今後の商品展開について語りました。
森氏によると、前作のデザイン言語を踏襲しつつ、針にオレンジ色の細線を描くことで新たな印象を持たせた、とのこと。また、三針モデルとクロノグラフモデルのデザインを前作とは入れ替えることで、ユーザの選択肢を増やすなど、細かい工夫も見られます。
今後の展望について、北川氏は、新しい筐体カラーや異なる形状のヘッドを出したい、と意欲をのぞかせました。
「おもいでの時計展」開催記念トークイベント
トークイベントでは、wenaプロジェクトの對馬氏、時計ジャーナリストの広田雅将氏、BEAMSバイヤーの原宗平氏、モデルの星玲奈氏が登壇し、時計・アパレル・ファッションと幅広い観点からwena wristの新モデルを紹介しました。
広田氏は、wena wristが腕時計業界の慣習を踏襲し、身体適合性の高い素材、ヘッドとバンドの重量バランスの良さ、高級感のある表面加工を採用している点を高く評価しました。広田氏いわく、wenaは100万円クラスの時計ヘッドにも十分あわせられるとのこと。
原氏・星氏は、wena wristのシンプルなデザインについて、男女を問わずビジネスからカジュアルまでコーディネートしやすい点に言及。レディースモデルも充実していることから、従来のスマートウォッチとは異なるユーザ層にリーチできるのではないかと期待しているそうです。
ソニーの平井社長が所有する時計も展示されていました。一目惚れしてアルバイトで貯めたお金で買ったという時計。今でも大切にしており「ここぞ」という場面で着けるようにしているとのこと。
2日間限定のイベントですので、代官山・渋谷エリアに行かれた際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。