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中国のソニー信者、Xperia 1に「死ぬほど美しい」「大法好!」と歓喜の声

 強豪スマホメーカーが林立する中国にも、ソニー製品を購入することを「信仰の充電」と表現する「ソニー信者」が少なからず存在します。

  今回、21:9ディスプレイなど、野心的な要素を盛り込んだXperia 1発売から3週間。中国でどう評価されているのか?SNSやECサイトでの評判をお届けします。

中国ソニーファンの反応

開封動画

 中国最大のSNS、微博(Weibo)に投稿されたXperia1開封の動画。

 まずは「大法好!!」と、ソニー信者の合言葉である「SONY大法好(SONYの教えは素晴らしい)」でスタート。

 ちなみに「〇〇大法好」とは、名前を出すとエゴサして謎のクソリプを飛ばしてくるため特に名を秘したい、日本でも中国人観光客や留学生の多く集まる場所で中国語のビラを配っている某宗教団体の合言葉です。

(『大法好!!!!』)

 箱を開けてからは、「けっこうカッコいい」「紫色、広告ほどカッコよくなくね?」と、ワイワイやっていましたが、側面を見て……

(『見ろよ、ついに帰ってきた!!』)

 「うわー、見ろよ、ついに帰ってきた、ついに帰ってきた!」「Xperia1は側面指紋認証だね」と大はしゃぎ。やっぱそこを見るよねと、深く共感しました。背面の「SONY」ロゴも熱く語っていたのは、言うまでもありません。

微博(Weibo)のネット民の反応

 では、微博の他の反応も見てみましょう。

 「SONYの新機種、リモコンとして出したほうがよくね?」「SONYが一番かっこいいと思う。シンプル、だけどシステムやクラウドが中国メーカーほど使いやすくない」(Mate 20ユーザー)

(Weiboの反応)

 21:9の細長さを揶揄する声は、「リモコン」のほかにも、「この長さ、太刀魚だよな」というのが定番として見受けられました。

(参考画像:リモコンとタチウオ)

 「映画の縦横比」というコンセプト、私は好きですけどね。ただ、「これ、外国映画を鑑賞するときはどうするんだ?字幕表示するところなくね?」という微博でのツッコミには、「あっ」と声が出ました。

 「角張りすぎだろ」というコメントもありましたが、私個人としては「そういうもんなんだよお前はランチパックの方がいいのかよ他の機種を買え」と思います。

京東

  中国の大手ECサイト、京東も見てみましょう。

(京東 Xperia 1 販売ページ)

 SONYの公式ショップには、1400の評価がついています。ちなみに、P30 Proの評価数は27万ですが、もはや数字を比べるレベルの話ではないので、これはどうでもいいことにします。高評価率ではXperia1が96%、P30Proは98%なので、むしろ実質上は僅差と言えるでしょう。

 おすすめトップのレビューは、次のとおりです。

 「予想どおり、外観はきれいだし、片手で持って気持ちがいい、OLED21:9の映画黒縁なしの衝撃は本当に強い、しかも薄紫色は本当に死ぬほど美しい……」

(『紫は死ぬほど綺麗。。。』)

 そういえば字幕は必ずしも黒帯部分にあるとは決まっていませんね。ほかにも「世界初の4K HDR OLEDディスプレイについては多くを語るまでもないだろう、そのままのAndroid実行速度は快適、21:9ディスプレイ比率によりボディが長くなっており、握った感じは最高、刺激的な紫も本当に格好いい。SONYの教えは素晴らしい、溢れんばかりの信仰で、今後の使用にも期待!中国の動画配信サービスのなかには既に21:9対応のものもある、映画鑑賞が超すごい!」

 といったような、映画鑑賞での感動を語るコメントが多く見受けられます。

総評

 「とにかくデザインがカッコいい」「映画を見るならXperia」という形で、中国のソニー信者の信仰はちゃんと充電されたようです。

編集長
昨年までのXperiaは「縦長化・ベゼルレス化しない言い訳を映画部門に求めるとは、許せん!」と中国ソニーファンを激怒させていましたが、今年のXperiaは非常に好意的に受け入れられているようです。
Xperia 1をオンラインで購入する。(解説
ソニー J9150 au SOV40
国際版 J9110 SB 802SO
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