1828年に創業したスイスの高級時計メーカー「H. モーザー」は、顧客向けのメタバース空間「H.モーザーワールド」を構築したと発表しました。
同ワールドは、山小屋(スイスシャレー)風のバーチャルラウンジで、ブランドの世界観や歴史を体験できるコンテンツとのこと。メタバース内ではブランドに関係した様々な情報が提供され、リリース後も継続的なアップデートを行うそうです。
ただ、公開画像を見た感じ、アバターとワールドのクオリティは、あまり高くない印象。キャラクターモデルも「モブA」みたいな雰囲気。
将来的に色々改善する予定なのかもしれませんが、高級ブランドなんですし、もう少し見栄えにこだわってほしいですよね。
H. モーザーは今回のメタバース空間を、コンセプトウォッチ「エンデバー・センターセコンド ジェネシス」関連のプロジェクトとして制作しました。
この時計は、50本限定で販売する予定で、サファイアガラスにオーナーであることを証明するQRコードが彫り込まれているのが特徴。コードを読み込むことで、バーチャルエコシステムとやらにアクセスできるそうです。
ちなみにH. モーザー、今回の発表でWeb3.0事業全体に乗り出すことも表明しており、仮想通貨での支払いにも対応したのだとか。
現在、ビットコインとか思いっきり下落してますが、タイミング的に大丈夫なんですかね……?