弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

モンハンワイルズも動く?さらにパワフルになったGPD WIN Mini 2025登場

 GPD国内正規代理店天空は、ポケットサイズの超小型ゲーミングPC「GPD WIN Mini 2025」を発表し、3月上旬より出荷を開始すると発表しました。予約価格はRyzen AI 9 HX370/32GB/2TBモデルで22万8000円(税込)となっています。

 見た目は前モデルとほぼ同じですが、金型を全部作り直して冷却性を30%向上。7インチ、わずか555gの軽量ながらもTDP上限35Wを実現した(前モデル28W)とのこと。閾値はBIOSから設定可能で、充電中と内蔵電池駆動中にそれぞれ異なるTDPを設定することも可能。

左:前モデル、右:GPD WIN Mini 2025

 他にもM.2 2280 SSDの位置変更、指4本認識になったタッチパッド、サウンドチップの刷新などが前モデルからの進化点として挙げられています。

GPD WIN Mini 2025は世界中で一番サイズ小さくて高性能のUMPCになっていると説明するGPDのWade代表。

 なおOne-NetbookやAYANEOはリッチな専用の設定ソフトをプリインストールしていつでも呼び出せるようにしていますが、そうしたソフトについてWade氏は、簡単なアシスタントアプリでTDP調整はできているし、他社のような形ではメモリを占有するのでそれほど意味はなく、作る必要はないと考えているとしました。ちなみにいたわり充電の設定等もBIOSから可能です。

 今回、新たに白色のモデルも選択可能となりました。光沢ではなくマットで質感もなかなかでした。自分が買うなら白色かな?

 筆者が気付いた地味な変更点は、「ストラップホールを両側に配置」されている点です。落下防止のためハンドストラップをつけたい人は、右手に引っ掛けたいか左手に引っ掛けたいか、色々と持論があると思いますが、両側につけて利用者に委ねてしまったのは地味に素晴らしいですね。

「この穴もスピーカーかな?」と思ったのですが、ストラップホールらしいです

 搭載プロセッサはAMD Ryzen AI 9 HX370で、12コア/24スレッド、最大5.1GHzの動作周波数を誇り、CPUの性能は80TOPS。グラフィックスはAMD Radeon 890M。

 画面は1080p解像度のLTPSパネルを採用し、リフレッシュレートは120Hzに対応。バックライト付きQWERTYキーボードや3Dジョイスティックなど操作系も充実。

 モンスターハンターワイルズのベンチマークテスト結果は以下の通り。

 実機で確認したところ、確かに高い性能を誇るものの、さすがに3回連続でモンハンワイルズのベンチマークを回した時はスコアが想定よりも大きく落ちる場面も見られたので、いくら高性能機といえどもヘビー級に重たい最新タイトルを長時間動かすのはしんどそうです。解像度720pで画質設定を煮詰めるのが良さそうでしょうか。なお画面サイズが小さいので、720pでも気になりにくいのは救いかもしれません。

 ちなみに電池持ちは重たいゲームなら実働1時間少々とのこと。これは携帯ゲーミングPC系としては短すぎず通常の範囲内。

 日本ではPSPそっくりのGPD Win4人気ですが、世界では傾向が異なり、GPD WIN Miniの方が人気のようです。筆者も前モデルを使っていますが、このサイズ感はわりと気に入っています。グラス端末Xreal Oneも引き続き利用できましたが、前モデル同様、ワイドモードはうまく使えないようでした。

 スペック表は以下の通り。

OS Windows 11 Home
SoC AMD Ryzen AI 9 HX370(12コア/24スレッド、最大5.1GHz)、Radeon 890M(16CU、2900MHz)
メモリ 32GB
容量 2TB(M.2 2280 PCIe 4.0 SSD)
画面 7型(1920×1080)、120Hz、LTPSディスプレイ
バッテリー 44.24Wh(リチウムポリマー)
寸法 172×109mm、555g
インターフェース USB4 Type-C(40Gbps)、USB 3.2 Type-C(フル機能)、USB 3.2 Type-A、microSDカードスロット、3.5mmヘッドフォン/マイク端子
その他 バックライト付きQWERTYキーボード、3Dジョイスティック、デュアルスピーカー(DTS:X)、ゲームパッド/マウスモード切替、着脱可能グリップ(オプション)
UMPC/携帯ゲーミングパソコンを購入する [AD]
ハイビーム公式オンラインストア
すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない