會原 
中国のテクノロジー大手シャオミは2025年6月26日、初となるSUVモデル「Xiaomi YU7」の正式販売を開始すると発表しました。価格は25万3500元からとなっています。
Xiaomi YU7は、後輪駆動の「Standard」、四輪駆動の「Pro」、そして高性能四輪駆動の「Max」という3つのグレードで展開されます。価格はそれぞれ25万3500元、27万9900元、32万9900元です。
ボディカラーは新色5色を加えた全9色、インテリアも新色を加えた全4色と、多彩なバリエーションを用意。ユーザーは内外装を自由に組み合わせ、個性的なスタイルを表現できます。キャビン内には手触りの良いソフトタッチ素材やナッパレザーを贅沢に使用し、上質な空間を演出しているそうです。
最上位のMaxモデルは最高出力690馬力を誇り、停止状態から時速100kmまでわずか3.23秒で到達。これは80万元未満のSUVとしては最速の加速性能とのことお。また、EVの課題である航続距離も、Standardモデルで最大835km（CLTCモード）を達成。これは大型電動SUVとして業界最長クラスだそうです。800Vの急速充電プラットフォームにより、わずか12分でバッテリー残量10%から80%まで充電できるとのこと。
NVIDIA製の最新車載コンピューティングプラットフォームを搭載し、強力な処理能力を確保。また、Appleユーザー向けの連携機能も強化し、iPhoneでの遠隔操作や、Apple CarPlayと車載アプリの同時表示に対応するなど、スマート機能も向上しているそうです。
安全性は、車体の主要部分には業界最高強度クラスの鋼板を採用したほか、厳しい衝突安全基準をクリア。649万kmにも及ぶ過酷な実道テストを通じて、その高い耐久性と安全性を証明したといいます。さらに、24時間で3944kmを走破する耐久チャレンジにも成功したとのことです。
