
AI検索大手のPerplexityが、Mac向けの新機能「Personal Computer」を4月16日から順次提供開始しました。
PerplexityのMacアプリに、ローカルファイル、ネイティブアプリ、ブラウザを横断操作するエージェント機能を乗せたものです。iMessage、Apple Mail、カレンダーなどを扱えます。キーショートカットで起動し、テキストまたは音声で指示を出します。接続するフォルダはユーザー側が指定します。
メーカーが主張するセキュリティ面は、サンドボックス実行、操作の監査と取り消し、重要操作でのユーザー承認、キルスイッチ、Mac miniセッションの2要素認証など。対応OSはmacOS 14 Sonoma以降です。Mac miniを常時稼働のエージェント端末として使うユースケースを推しており、20以上のフロンティアモデルでエージェントチームを組めるとしています。言い換えれば、他社モデルをオーケストレーションする側の製品ということになります。
料金は月額200ドルのPerplexity Maxが中心です。もっとも、月額200ドルを払ってローカルファイルと主要アプリへのアクセスを許す価値があるかは判断が分かれそうです。PCに常駐してタスクを裏で回すエージェントという構図は先例があります。OpenAIのCodexアプリはmacOSで「Computer Use」や定期実行の「Automations」を備え、AnthropicのClaude Codeも「Routines」を打ち出しています。汎用事務ならClaude Cowork+Dispatchの組み合わせなども。
なお、Perplexityは同日、Personal Computerのオーケストレーションを担うデフォルトモデルとして、Anthropicの「Claude Opus 4.7」を採用したことも公式Xで明かしています。
セキュリティ的には第三者の高権限オーケストレーターを常駐させるより、最初からAI提供元のサービスを使う方がマシです。



















