このライターについて
あやさん
上海に3年間住んだことのある、元家電業界新聞記者、行政書士です。スマホの他にも、デジモノ、白物家電の店頭取材記事や、中国ネットニュースの翻訳記事を書いていきます。オリンパス推しです。
中国に次ぐ世界第2のスマホ市場、インド。韓国Samsungと中国小米(Xiaomi)がトップシェア争いを繰り広げ、その差はわずか。騰迅科技によれば、Samsungの幹部は最近、第4四半期には各価格帯でインド市場をリードする自信があると明かしたそうです。昨年の第4四半期以来、小米はSamsungを追い越し、インドスマホ市場のトップになりました。しかしSamsungの実力は侮りがたく、インド市場では両...
米国政府によるZTEへの制裁は、スマホの核心となる部品技術を中国企業がいまだ手にしていない、という現実を浮き彫りにしました。販売台数世界第2位を誇る中国スマホメーカーの雄、華為(Huawei)は、同社のセカンドブランド「栄耀(honor)」とともに、華為子会社HiSilicon製の独自SoC「麒麟(Kirin)」を使用していますが、他の中国メーカーは使用していません。なぜ華為は他社に麒麟を供給して...
中国国営メディアの新華社通信が、改革開放以来40年間の通信機器普及率の変遷について振り返る記事を掲載していました。今でこそ中国といえば大手スマホメーカーが林立する国家になっていますが、つい最近までは発展途上国。その驚きの通信機器普及の過程を、たどってみましょう。7億人民が毛主席語録を暗唱し、学生らは紅衛兵運動で盛り上がり過ぎたため、「知識青年は農村に行けよ捗るぞ」と都市から追い出されていた文化大革...
日本国内のスマホ市場からは真っ先に脱落してしまった、Panasonicのスマートフォン「エルーガ(ELUGA)」。謎のこだわり機能をてんこ盛りにしていたことや、マトリックスっぽい雰囲気のCMを覚えていらっしゃる方も多いと思います。そのエルーガ、今でも生産委託の形でインド市場などでミドル・ローエンド端末を展開しており、10月4日、インドで人工知能搭載のハイエンド2機種をリリースすると、中国騰迅科技が...
学校でのスマホ使用の規制はよくある話ですが、中国の軍隊、人民解放軍ではどのようにスマホの使用を管理しているのでしょうか。中央軍事委員会お墨付き、解放軍報社の運営する中国軍網に、新疆(ウイグル)軍区の某師(「師」は日本の「師団」に相当)での、新条例にもとづくスマホ使用管理に関する記事が掲載されていたので、ご紹介します。新疆の人民解放軍兵士のスマホはどのように管理されていた?プライバシー侵害は日常茶飯...
「モノのインターネット」とも訳される、IoT(Internet of Things)。あらゆるものをインターネットに接続してスマートに使おう、というお話ですが、Sonyのnasneや、Panasonicのスマート家電が有名でしょうか。Panasonicは、勢い余って洗濯機までIoT家電にしていましたね。Wi-Fi接続可能な洗濯機にどのようなスマートな使用法があるか、アイデアをパナに提供すれば最新型...
中国スマホメーカーの躍進が目覚ましい昨今ですが、先進国市場でも受け入れられているのでしょうか。東方財富網が、欧州スマホ市場の情勢について伝えていました。欧州の戦況、衰退するサムスンとアップルSamsung、Appleともに出荷台数が前年同期を下回り、「中国産スマホが欧州で包囲陣形を整えつつある」といいます。IDCの最新データによれば、欧州スマホ市場の出荷量で、Samsung、華為、Apple、栄耀...
所謂「ネトゲ中毒」は日本でも度々社会問題として注目され、それ以前にもゲームをしていると頭が悪くなるぞと、「ゲーム脳」なる概念も発明されたりしました。最近、中国でオンラインゲームの「総量規制」への取り組みが始まり、物議をかもしています。8月30日、教育部、国家衛生健康委員会、国家体育総局、財政部、人力資源と社会保障部、国家市場監督管理総局、国家新聞出版署、国家広播電視局など中国政府8部門は合同で、「...
9月21日発売の、iPhone XSとiPhone XS Max。先日の発表会を受けて、感想は人それぞれかとは思いますが、中国新京報に「Appleのイノベーション不足は、中国メーカーにとって必ずしも喜ばしいことではない」との記事が掲載されていました。どういうことでしょうか、ご紹介します。まず、新iPhoneについて、主な問題点としては重量が増加したのと、ダブルSIMスロットに十分対応していないとこ...
韓国最大の通信キャリアSK Telecomが5G設備のサプライヤー名簿を発表、サムスン電子、エリクソン、ノキアが選ばれ、世界最大の電気通信設備メーカーの華為が選に漏れていたことが分かったと、9月17日に新浪科技が伝えました。SK Telecomは、前もって長期にわたる多方面による審査を経て、技術、エコシステムと財務を考慮した結果、上述の3社を選択したと表明しているそうです。米国、カナダ、豪州など多...
中国のスマホメーカー小米科技(Xiaomi)が、日本最大の移動通信キャリアNTTドコモと、セルラーネットワーク特許の許諾契約を締結したと、Mobile World Liveの報道として騰迅科技が伝えました。ドコモの知的財産業務の責任者、Tadanobu Ando氏は、「小米がドコモのセルラーネットワーク特許の価値に気付いたことは、小米の知財チームのレベルが高いといえる。また、彼らはドコモによるイノ...