5G 最新情報まとめ
ドコモ、通信品質改善の取り組みを発表
NTTドコモは、スマートフォンが利用しづらいなど不便をかけているエリアの通信品質改善の取り組みについて発表しました。全国2000箇所以上のエリアへの「点」での対策(2023年12月までに90%以上完了)と、全国の鉄道の「線」での対策(2023年12月までに既存基地局を活用した対策を完了)を組み合わせた広範囲の集中対策を進めており、将来需要も見据えた300億円先行投資を実施。集中対策の主な内容は既存...
KDDI、Starlink活用の5G基地局運用開始。標高2702m「日本一高いバスターミナル」でも高速通信可能に
KDDIは2023年8月26日、Starlinkを利用した5G基地局の運用を初めて開始したと発表しました。具体的には岐阜県高山市丹生川町の乗鞍岳畳平バスターミナルの5G基地局で、衛星ブロードバンドStarlinkをau通信網のバックホール回線として活用しているとのこと。これまで5Gの高速通信が難しかった山間部でも、新たに5Gサービスを提供。非常時の通信やキャッシュレス決済、動画のリアルタイム共有な...
ドコモが都内4エリアでの通信品質「改善」取組を発表。「10Mbps以上」で不便なく利用、渋谷駅ホームはアンテナ再工事予定
NTTドコモは、「夏までに」としていた通信品質改善についてその取り組み内容を発表しました。特に繋がりにくい状況があった新宿・渋谷・池袋・新橋の都内4エリアでの通信品質改善状況と今後の対策を公表しています。これら4エリアには基地局ごとのカバーエリアの調整(電波照射の角度調整・指向調整・出力調整)、周波数間の偏りをなくす分散制御(基地局設備の設定値変更)、基地局設備の増設(5G設備増設、4G設備増設)...
ファーウェイ、5Gスマホ復活か?2023年末から
ロイター通信は、中国のスマートフォンメーカー大手ファーウェイが、2023年末までに5Gスマートフォン市場への復活を目指していると伝えました。同誌が中国のスマートフォン市場に関する調査会社3社から得た情報によると、ファーウェイは、中国の半導体大手SMICや自社の半導体設計ツールを用いて、中国国内で5Gチップの製造を開始する予定であるとのこと。ファーウェイを巡っては、2019年にトランプ政権下で行われ...
5G SA対応。auがモバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X12」とホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」投入
KDDIと沖縄セルラーは、2023年6月1日に、モバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X12」と、ホームルーター「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」を発売します。予約受付は、2023年5月26日午前10時から。両機種ともに、「5G SA(Stand Alone=単独型)」に対応します。従来各社は、5Gサービスを4G/5G混合設備にて、「5G NSA(Non Stand Al...
ファーウェイ、サムスンとOPPOに5G関連技術を提供
Huaweiは、OPPOとSamsungに対して、それぞれ特許を供与する契約を締結したことを発表しました。米国による制裁の中、特許ライセンスによる収益で奮闘しています。Samsungとの契約では具体的な内容を示しませんでしたが、OPPOとの契約では、5Gを含むセルラー通信関連の特許を対象としていることが述べられています。ファーウェイは制裁の影響を受け、4GのSoCしか購入できないものの、既存の5G...
楽天モバイルも富士山頂で4G/5Gサービス開始。
楽天モバイルは、世界遺産である日本最高峰の富士山を登山する利用者向けに、2022年8月中旬より4Gおよび5G通信サービスの提供を富士山頂にて開始したと発表しました。楽天モバイルは2023年の山開き期間までを目標とし、昨年2021年夏から富士山のエリア化に向けて取り組みを開始していたといいます。5Gサービスは標高3776mの富士山剣ヶ峰付近にて、4Gサービスは山頂を一周できるお鉢巡り、3つの登山道に...
噂:Apple、5Gチップの開発難航か
Appleは以前より自社製造の5Gチップの開発に取り組んでおり、2023年発表のiPhoneに採用されることが伝えられていましたが、チップの開発は難航していそうです。情報を伝えたMing Chi Kuo氏は、サプライチェーン筋に持つ多数の情報源からの情報を総合し、Appleの未発表製品に関して正確な予測を的中させてきた実績を持ちます。同氏はAppleの5Gモデムチップの開発は失敗した可能性があると...
携帯三社、富士山頂で5G
NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手携帯三社は富士山での5G提供を発表しました。富士山頂を含む富士山の登山ルートを中心に5Gエリアを提供します。各社が毎年富士山で回線エリア対策をアピールするのは、登山シーズンの夏の風物詩となっています。 画像出典:ソフトバンク提供時期は2022年7月上旬~2022年8月下旬。5G通信には対応端末が必要。...
5G肩透かし、スマホ市場冷え込み。中国メディア論評
今年4月、「若者はなぜスマホを買い換えないのか」との記事が中国語SNS、Weiboでバズり、閲覧数4.1億を記録。Counterpointのデータによると中国スマホユーザーの平均買い換え周期は31カ月となり、このデータを裏付ける形に。なお、2017年は22カ月でした。これはスマホ市場全体にも影響が出ています。2022年第1四半期、グローバルスマホ市場の出荷台数は前年比11%減、中国市場は同じく18...
韓国、2026年に6Gのプロトタイプ
次世代通信規格の5Gはまだ広く普及したとは言えない状況ですが、韓国は早くもその次の規格、6Gに注力する姿勢を見せ、2020年代に形にする計画を立てているようです。BusinessKoreaによれば、韓国政府は、2026年には6Gのプロトタイプを用意し、2030年前後には商業化を目指しているといいます。6Gには現在、正確な国際標準規格が策定されていませんが、ドコモは100Gbps、中国やSamsun...