XPERIA AXと比較した、XPERIA VLの差異。現時点で欠けているもの。

 XPERIA Vをベースとする二つのモデル。ハードウェア的には、デザインやストラップホール形状などに若干の差違がある、docomo版の「XPERIA AX」、そしてau版の「XPERIA VL」

 「XPERIA AX」は、「層を表現する」というテーマにおいて成功していると思います。VLと比べて端末下部が出っ張っています。

 

 

 「XPERIA VL」は、SXのデザイン的な特徴である線を斜めに入れることにより、「アーク形状を視覚的にも際立たせる」ことに成功しています。

 どちらも捨てがたいですが、前面にメーカーロゴのみが刻印され、側面もマットな素材でより高級感を感じられたauの「XPERIA VL」を購入しようと考えています。

 全部入り+防水防塵+NFCのXPERIAはひとつの到達点だと思うので、どちらかは手に入れておきたいところですからね。

 比較した際、ハードウェア面は好みの問題でいいのですが、気になったのはソフトウェア面です。

 それは主に以下の二点となります。

 

VLには、通知領域のトグルスイッチが足りない?

 自分の触った個体だと、ちょうど通知領域上部のトグルスイッチが一段しかなかったです。

 もちろん、開発版なので載っていないだけで、製品版では二段で搭載されます。他の実機が触れる場所では普通にトグルスイッチが二段あります。公式サイトやパンフレットにも記述があります。

 なので、XPERIA VLの製品版ではこのようなトグルスイッチが置かれます。

 XPERIA SXのトグルスイッチにアプリで増やしていた項目がほぼ載っているので個人的には大満足。トグル表示項目をユーザー自身でカスタマイズできる仕組みを用意するのではなく、とりあえず二段並べてきたあたりにSONYのリソース不足に哀愁が漂うAndroid OSの公式機能としてトグルスイッチが今後実装されていくと思われるため、不必要に深い部分までカスタマイズすべきではないというX10の教訓が生きていることを確かに感じます。

  ハードウェアのデザインも日本向け機能全部入りも満足、トグルスイッチなど2012年XPERIAの反省点も改善されていて本当に褒めちぎりたいところですが、まだ予断を許さないのが次の機能です。

VLには、「スモールアプリ機能」がない?

 履歴画面が素のICSと変わりません。公式サイトのスクリーンショットにも、履歴画面に「スモールアプリ機能」がありません。

 ということは、11月2日の発売日時点の製品版では、この機能は搭載されていないことになります。

 「スモールアプリ機能」は、国際版/ドコモ版において存在し、他のアプリを開いている間に、履歴ボタンからメモや電卓が表示できるというもの。XPERIA AXの当該機能についてなら公式にSSがあります。

 まだ対応している小さなアプリが少ないので現時点では正直どうでもいい機能なのですが、ただ「今後のアップデートでスモールアプリ機能が魅力的になっても、KDDI版だけサポートされないのか?」「KDDI向けはなぜ変なところで手を抜くのか?」といった疑問が、購入するにあたって脳裏をよぎります。

 スマートフォンの黎明期にはKDDI向け端末は、少しでも価格を下げるためにKDDIが卓上ホルダー端子の排除をメーカーに要求したり、デザインやスペックが変更されるなどの例があって、いい思いはありません。

 単純に、「全てのau新機種の発売日を11月2日にあわせる」というKDDIの要求を呑み、発売日が後となるXPERIA AX同等の機能とするのを、SONYは後日のソフトウェアアップデートで対応するのだ、と解釈するしかありません。この解釈が正しいことを期待します。

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