楽天モバイルが国内独占販売として発表したHuaweiの「honor 8」は、位置づけとしては「honor6 Plus」の後継、つまりミドルレンジになるものの、その中身は「Huawei P9」とほぼ変わりません。それでいて販売価格は税別4万2800円、しかも2016年12月1日までは3万5800円での販売だというのだから破格の価格設定となっています。
P9を買うかどうか迷っていた自分としては、時折行われるP9の半額セールと天秤にかけながらやはり迷っていたのですが、「買いだ!」という判断に至ったので予約開始日の21日に速攻で予約しました。
予約には何が必要? 契約形態は? 解除料は? など、調べながら契約したので、その辺を知りたい人は参考にしてください。
いくらかかる?
まず、端末代金の支払い方法と私自身の契約形態を紹介しましょう。
支払い方法はクレジットカードのみです。一括払いか24回の分割払いの2択ですが、分割払いは手数料が発生するようなので一括払いとしました。
私はhonor 8が欲しいのであって、別に楽天モバイルの回線を利用したいわけではありません。そこで、契約プランを最低利用期間のないデータSIMのベーシックプランとし、端末到着後にいつでも解除料なしで解約できる状態としました。
申し込み内容を見ると、ベーシックプランが525円/月、端末補償・あんしんリモートサポートパックが800円/月でついていますが、ベーシックプランは初月無料ですし、オプションパックは2カ月無料とのことだったので短期の端末破損時の対応を考えてつけることにしました。1カ月以内に解約すればどちらの料金もかからないですし、2カ月を過ぎなければベーシックプランの525円がかかるだけということになります。
すると、購入にかかった料金としては端末代3万8664円+事務手数料3665円(+ベーシックプラン567円)=4万2329円(あるいは4万2896円)(全て税込計算)になります。
実は、honor 8は楽天Vモールで回線契約なしの単品でも売られているのですが、こちらは税込4万6224円となっているので少々割高になります(22日現在サファイアブルーのみ売り切れ)。
あとで解約作業が発生するのは面倒ですが、Vモールでの購入より3000円程度安く買えること、在庫が(おそらく)あることを考慮すると回線契約ありの購入で間違っていないと思っています。
端末補償はどこまで補償してくれる?
MVNOで端末を購入する時に気にしなければならないのが端末補償。大手キャリアは端末破損時などの補償サービスが充実していますが、MVNOではなかなかそうもいきません。まさか自分がやるとは思いたくないですが、開封の儀で床に落としてガラスパリーン……みたいな可能性だってないとは言えません。楽天モバイルには端末補償サービスがあるということなので、どのようなものなのか規約から抜粋しましょう。
このように、修理の受付はなく交換のみの対応となっています。honor 8であれば1回の交換に5000円かかるということです。水没や破損などに自信がなければ、入っておくと安心なのではないでしょうか。ただ、当然といえば当然ですが利用規約を読むと、同時に契約した回線を解約した場合同時期に端末補償サービスも解約となります(第16条の2)。回線契約が前提のサービスであることは頭に入れておきましょう。
一方で、購入後1年以内ならメーカー保証も効きます。初期不良や自然故障はこちらでも対応してくれるはずなので、こちらを頼りにしてもいいでしょう。私の場合、回線は少なくとも2カ月以内に解約すると思うので、使うならこちらを使うことになりそうです。
あとは待つだけ
honor 8の発売日は28日。半ばIYHしてしまった感も否めないものの、あと1週間楽しみに待っていようと思います。