au回線で使うスマートフォンとして、isai vivid LGV32を長らく使っていました。Galaxy S7 edgeを購入以降は、サブ機として使っていました。
プリインアプリが多い、動作がちょっと緩慢、OSアップデートが遅いなど、キャリア販売端末にありがちな不満はありましたが、今回はこの機種の良かったところを確認します。
素材が最高
背面に植物性タンニンなめしを施した天然皮革を採用。これが最高ということに尽きますね。肌触りもしっとりしていて非常に良い。
結構使い込んだのですが、凝視するとちょっと色が変わってるのがわかると思います。
最近流行りの金属筐体も大好きなんですけどね。やはり金属でもない、ガラスでもない、第三の選択肢が欲しいですね。そこにドンピシャでした。こういうスマートフォンに、増えてほしいなぁ。
バックカバー取り外し・電池着脱
バックカバーを取り外して、電池着脱が可能。バッテリーパックをもうひとつ買っておいて、充電してポケットに忍ばせ、いざという時にはバッテリーパックごと交換してしまえば、電池駆動時間は単純に2倍になるというわけです。
ただ、モバイルバッテリーを持ち歩くことも多いので、ほぼ使うことはありませんでした。むしろ、バックカバー交換のほうが安心かも。保護ケースを装着せずに使いたかったので。バックカバーが傷ついたり割れてしまうようなことがあれば、バックカバーだけ調達すればいい話ですからね。ちょっと手荒に扱っても安心というわけ。
カメラも案外よかった
F1.8の明るいレンズや大きなセンサー、カラースペクトルセンサー、レーザーAFを搭載するなどカメラ性能は充実。isaiシリーズの前機種までは自動輝度調節センサーを海外版から削るという意味不明な仕様変更のため屋外で使いにくかったのですが、本機は普通に自動輝度調節センサーもあって、屋外での利用に問題なし。前述のカメラ仕様や3軸手ぶれ補正により、暗めの場所でもうまく撮れます。
ご飯を美味しく撮る、いわゆる「飯テロ」も上々。
その他
au公式のSIMロック解除に対応。個人的にauで初めて公式SIMロック解除を行ったモデルなので、思い入れがあります。ただしドコモのSIMを挿してもB19やFOMAプラスエリアに非対応など、実際には大して使いものになりませんが。
こういう機種が増えて欲しい
素材にこだわった肌触りのいいスマホ。isai vivid LGV32は実に個性的で良い機種でした。こんな機種の最新モデル出ないかなぁ、なんて思ってました。
と、ここまで記事を書いていて思ったのですが、背面にこだわりの素材を2枚選択して着脱可能な、「NuAns NEO [Relorded]」が、個人的にはかなり合ってるのではないかと思いました。東レのウルトラスエード、クラレのクラリーノ、ゼロワンプロダクツのテナージュなど、こだわりの素材を自由にきせかえ可能。
Trinity星川社長のブログを読む限り、新モデルはカメラも良さそう。
OSもW10MではなくAndroidに変更。さらにカスタマイズを行わず、Googleが提供するメジャーバージョンアップデートやセキュリティパッチを数年間提供すると明言しており、安心して利用できそうだなと。isai vividと同じく防水防滴防塵ですし、当然最初からSIMフリー。
というわけで、isai vividみたいなスマホがまた欲しいなと考えたら、NuAns NEO [Reloaded]を予約してましたよという話でした。ちなみに5月末発売予定でしたが、6月上旬発売に変更されています。。
ちなみにNuAns NEO前モデルのレビューは以下を。