Arsthecnicaの編集者Ron Amadeo氏が、ソーシャル上に「iPhone 6ユーザーの皆さん 2012年へようこそ!」と題した画像を投稿したことで話題となりました。
I couldn’t help myself, sorry. pic.twitter.com/NrwbqHMVL4
— Ron Amadeo (@RonAmadeo) 2014, 9月 9
iPhone 6は2014年9月19日発売、対するAndroidスマホNexus 4は2012年11月13日発売、つまり2年前のモデルとの比較です。
しかし画面サイズと解像度、NFC決済やウィジェット、非純正キーボードの入れ替えなど、iOS 8を搭載したiPhone 6の新しい仕様は、確かに2年前のAndroidに「やっと追いついた」といった部分が多々あるのも事実です。
そして指紋認証センサーやReachabilityを、iPhoneに先駆けて搭載したのは、発熱や訴訟で一躍有名になった富士通のスマートフォン「ARROWS(アローズ)」シリーズです。
iOS 8では、昨日のアップデートで「通信ができなくなる」「指紋認証ができなくなる」という致命的な不具合が起き、本日リリースされた修正アップデート後も、同じ症状が再発する例が報告されていますが、これらも全てARROWSが2012年に通った道です。
- ARROWS Z「アップデートできないバグが発覚したので、アップデートで修正します」
- ARROWS Z「通信すると再起動するバグ直します」→イヤホン挿したら再起動する致命的なバグが追加!
- 新型ARROWS Zに異常終了、指紋センサーにてロック解除できなくなるバグ発生 アプデで修正へ
最近の機種ではわりと普通に動くようになっているので、富士通は広告で「流しアローズ」を行うなど、イメージ回復に努めています。2年後にiPhoneが流されていないよう、iOS8系のバグ修正やiPhone 6 Plusの「曲がりやすさ」の問題へのAppleの対応に注目していきたいところです。