中国nubiaは、「nubia Neo 3 5G」「nubia Neo 3 GT 5G」の2機種を海外で発表しました。
ゲーミングスマホ的なメカニカルなデザイン。背面が光るようになっており、Neo 3はRGBライト、Neo 3 GTはRGBライトとmini LEDを搭載しています。

画像はNeo 3 5G
Neo 3 GTはイエローとブラックの2色、Neo 3 5Gはそれにホワイトを加えた3色構成となっています。

画像はNeo 3 GT
ディスプレイはどちらも120Hz駆動に対応。Neo 3は液晶な一方、Neo 3 GTは有機ELで画面内指紋認証に対応しています。
Neo 3がUNISOC T8300、Neo 3 GTがUNISOC T9100のそれぞれ6nm製造のSoCを搭載。
UNISOCのSoCは最近3桁から4桁のナンバリングに変更されており、T9100はT820のリネームで、T8300は最近発表されたばかりのSoC。どちらもAntutu v10で50万点前後の性能であるようです。
ミドルレンジながらゲーミング体験に力を入れており、側面にLRの2つのショルダーキーを搭載。さらに、ユーザーのゲームでの設定等をAIが学習し、自動的にキーレイアウトを変更する機能を備えているとのこと。
新しい機能としてゲーム内のシナリオを識別し、それに応じてDemiという独自のキャラクターが反応。勝利時には祝ってくれて、敗北時には慰めてくれるといいます。
現在一部のゲームでしか使えないようですが、色んなゲームに対応した上でアバターも選択可能になったりすればキャラクターに愛着が沸きそうな感じがします。
バッテリーは6000mAhと大容量。Neo 3は33W、Neo 3 GTは80Wの急速充電に対応し、バッテリーを経由せずに給電するバイパス給電も可能です。
このほか、Z軸リニアモーターによる触覚フィードバックとDTS:X Ultraのステイレオスピーカー、5000万画素の広角カメラを備えています。
オプションとしてゲームパットが別売りされており、取り付ければ携帯型ゲーム機のようにスティックやボタンでの操作が可能です。
操作が複雑なゲームのプレイヤーにとっては、ゲームパットやショルダーキーは嬉しい機能となりそうです。SoCの性能が重い3Dゲームに向いていなさそうなのは残念なところ。
「nubia Neo 3 5G」と「nubia Neo 3 GT 5G」はグローバル市場で3月下旬以降発売開始。価格はNeo 3 5Gが249€(約4万円)から、Neo 3 GTが299€(約4.9万円)から。
スペックは以下の通り。
nubia Neo 3 5G | nubia Neo 3 GT 5G | |
---|---|---|
OS | Android 15 | |
SoC | UNISOC T8300 | UNISOC T9100 |
メモリ | 8GB | 12GB |
容量 | 128GB | 256GB |
画面 | 6.8型 液晶 120Hz 最大輝度:1000nit |
6.8型 FHD+(2392×1080) 有機EL 120Hz ピーク輝度:1300nit |
カメラ | 広角:5000万画素 深度:200万画素 |
|
インカメラ | 1600万画素 | |
電池 | 6000mAh 急速充電(最大33W) | 6000mAh 急速充電(最大80W) |
寸法 | 不明 | 不明 |
カラー | イエロー/ホワイト/ブラック | イエロー/ブラック |
その他 | 側面指紋認証 ステレオスピーカー Z軸振動モーター L/R ショルダーキー |
画面内指紋認証 ステレオスピーカー Z軸振動モーター L/R ショルダーキー |