もうGPT-5.5。API代は倍。
OpenAIが米国時間2026年4月23日、新AIモデル「GPT-5.5」を発表しました。3月5日にGPT-5.4が出たばかりで、わずか7週間での投入です。
OpenAIは本モデルを「実務向けの新しい知能クラス」と位置づけ、ChatGPTと開発者向けコーディングツール「Codex」で段階的に展開を始めました。ChatGPTでは思考型の「GPT-5.5 Thinking」がPlus、Pro、Business、Enterprise向けに、上位版の「GPT-5.5 Pro」はPro、Business、Enterprise向けに提供。
強化ポイントは、エージェント型コーディング(AIが自律的に複数手順を踏むコーディング作業)、コンピュータ操作、知識労働、そして初期段階の科学研究。計画立案・ツール利用・作業の自己検証といった複数ステップをまたぐ仕事を、少ないサポートでこなせるとしています。
平たく言えば、「指示を出したあとに人間がこまめに手直ししなくても、そこそこいい感じに走り切ってくれる度」が上がったということ。GPT-5.5は実運用でGPT-5.4と同等のトークン単位レイテンシを保ちながら、同じCodexタスクを完了するために必要なトークン数を大幅に削減できたといいます。
一方で、APIの予定価格はGPT-5.4の2倍になりました。入力が100万トークンあたり5ドル(従来2.5ドル)、出力が同30ドル(従来15ドル)です。OpenAIは本モデルを「最も賢く、直感的に使えるモデル」と説明し、Greg Brockman社長も、GPT-5.5は5.4より少ないトークンで速く鋭く考えられるモデルだと強調しました。なお、OpenAIはGoogleのGemini 3.1 ProやAnthropicのClaude Opus 4.7などと比較したベンチマークも示しており、複数の項目で優位を示したとしています。
安全面では、約200の信頼できる早期アクセスパートナーからのフィードバックを反映し、「これまでで最も強力なセーフガード」を搭載したのだとか。ChatGPTとCodex、AIブラウザを束ねて「スーパーアプリ」に近づける構想で、OpenAIが狙うのはAI版スーパーアプリの座っぽいですね。
……にしても、7週間サイクルで数字が上がっていくの、追いかける側はそろそろ息切れしそうです。今のうちに家計簿でAPI代の枠を広げておかなきゃ、なんて呟きたくなる夜でした。




































