中国 最新情報まとめ
現代中国怪談「ウェブ求人に応募したらカンボジアに売られて血を抜かれ続けた男」
今年2月、中国江蘇省の男性・李亜明(仮名)によると、インターネット求人サイト「58同城」に掲載されている求人広告に応募したところ、カンボジアへと密航するよう脅迫され、インターネット詐欺への参加を拒むと「血液奴隷」とされました。何を言っているのかわからないかも知れませんが、カンボジアへ売り飛ばされて輸血用の血を抜くための血液製造機にされたようです。これでも「???」なところがありますが、イメージとし...
中国で「生体認証データ」の国家統一管理案が浮上
顔認証、指紋認証、虹彩認証、静脈認証……私達が普段生活する中で、様々な生体認証システムが使用されており、そのために多くの個人情報が収集されています。このほど、中国で「国家『データバンク』の速やかな設置を提言する。個人生体特徴、医療健康データ等の唯一性があり再現性のないデータ収集を優先し、需要に応じてデータを応用、厳格に監査し、個人にデータを開放して検索できることを保証するのだ」と、全国政治協商委員...
中国政府が「管理監督」強化。IT各社は拡大から「縮小」の時代へ
破竹の勢いもここまで?中国のIT大手各社が、事業範囲を縮小する「冬の時代」に入っています。2月22日、騰訊(Tencent)傘下のSNS・EC業務「小鹅拼拼」がサービスを停止したことがわかりました。「小鹅拼拼」は既にアプリストアでの提供が停止されており、WeChat内のミニアプリは運営が継続されています。騰訊によると、今回のサービス停止は戦略的集中から職員を他のプロジェクトへ移動させたことにより、...
今年は「折りたたみスマホ」と「敗者復活戦」?中国メディア論説
昨年のスマホ市場は、制裁とチップ不足によって華為が脱落し、中国勢はOPPO、vivo、小米(=小米OV)+栄耀という顔ぶれになりました。華為が切り開いた中国市場のハイエンド化の流れは依然として続いたものの、この方面で「小米OV」は力不足を露呈、一時は華為に押されていたiPhoneが中国でのシェアを取り戻した一幕も。一方、Android勢も次々と「折りたたみディスプレイ」モデルをリリースしたり、中国...
伝音「スマホシェア50%以上」のアフリカ市場に異変。他の中国強豪が総攻撃を開始
アフリカ携帯電話市場で2台に1台以上という圧倒的シェアを誇る、中国「伝音(Transsion Holdings)」。中国国内ですら商品を展開していないことから、中国での知名度も高くありません。アフリカ大陸を主要市場とし、従来型携帯電話は1000円前後、スマートフォンも1万円前後という価格設定。2019年9月、上海証券取引所STAR市場に上場。「アフリカ携帯電話の王」との触れ込みから、一時は時価総額...
北京EV事情、まるで「テレホーダイ」。深夜限定「安充電」に行列の車、明日の日本か?
たぶん日本もこうなるよね。「燃料車から電動車(EV)へ」は自動車業界の大きな潮流となっています。中国では政府の後押しもあって、とくに商業車両での電動化が進められているところ。日本のバス会社が中国製の電動バスを導入したことも、話題になりましたね。昨年末、「EV充電スタンドは奪い合い」が微博のトレンドになりました。夜間の電気代が安いことから、午前4時に起きて充電スタンドへ走る人などによる「充電スタンド...
キッズが老人身分証で5連コンボ炸裂!政府検閲で「冬の時代」、中国ゲーム業界がヤバすぎる
2021年の中国ゲーム業界は、未成年ユーザーへの制限と、リリース検閲許可審査の停止がマイナス要因としてクローズアップされ、「倒産件数800以上」というニュースもありました。私自身、中国のゲーム会社とは別の仕事で取引がありますが、「プロジェクト中止」「部門ごとリストラ」といった不景気な話をよく耳にします。中国「界面新聞」によると、「年年都是行业寒冬(年がら年中が業界の冬)」とは、中国のゲーム市場で言...
中国TCLが新型のARグラス「LEINIAO AR」をお披露目。実動モデルは2月公開予定
中国の家電大手TCLは、新型ARスマートグラスのプロトタイプ「LEINIAO AR」を発表しました。ディスプレイへの通知表示やビデオメッセージ再生といった機能が使用できます。同デバイスは光学ホログラフィック導波管技術のほか、2枚のフルカラーマイクロLEDディスプレイを実装。さらに搭載プロセッサは「Qualcomm 4100」であるとCNETは報じています。スケジュール確認や自宅セキュリティへのアク...
中国「ファスト映画」撲滅ついでに「中華ポリコレ」も厳格審査
西ではアメリカ式「ポリコレ」が猛威を振るい、登場人物の男女や皮膚の色の構成比がどうだということになっているようですが、今や米国の向こうを張る超大国・中国でも「中国版ポリコレ」と呼びたくなる表現規制が飛び出しています。一方で、知的財産権の保護という極めてまっとうな取り組みも、取り締まりを「めちゃくちゃ厳しくする」か「まったくほったらかし」かのデジタル思考と私の中で定評がある中国政府として、「そこまで...
バルミューダフォン、中国でも話題沸騰!「可愛い」「洋ゴミ」「同質化への挑戦」と百家争鳴
厚めでベゼルが太く、巨大なパンチホールを備え、令和なのに単眼レンズ、古めかしい見た目で、4万円が妥当な中スペック……なのに10万円、14万円という挑戦的な価格で話題の「BALMUDA Phone」。そういやこれって中国で話題になってるの?と調べてみると、ニュースとしてはスペック表くらいしか出ていなかったので、SNS「微博(Weibo)」で検索してみると、さすがに中国のガジェオタはお目が高く、けっこ...
メタバースに「不動産バブル」到来!背後にソフトバンクの影も?
今年の漢字はなんでも「金」だそうですが、インターネットの世界では、「メタバース(Metaverse、超宇宙。本記事では中国語の「元宇宙」と呼称)」が新たなトレンドとなりました。5年前は概念上の話だったものが、技術の進歩により現実となった仮想世界……という表現をしていくと、なんだかわけがわからないようですが、この仮想世界での「地価」が2ヶ月で10倍に暴騰、凄いのになると1筆(数量詞は「筆」でいいんで...