【続報】諸悪の根源・ドコモ「電話帳サービス」、ついに無効化が可能に。 アップデートで実装か
これまでドコモのAndroidスマートフォンは電池がもたなかったり、プロセスが暴走して不安定になったりということが多々ありました。
その原因のひとつが、ドコモ製のプリインストールアプリでした。これらは裏で暴走することが多々あり、端末の動作に悪影響を及ぼすことがあります。特に「電話帳」関連は、電話の着信で暴走するなんてことも。
これまでユーザーは、ドコモアプリを、root化といったハックで削除したり、Android4.0からの標準機能で無効化したりすることで対処をしてきました。
しかし最近のモデルでは、ドコモが穴を封じてきており、いくつかのドコモアプリが無効化できないような仕組みが導入されてきています。(無効化は穴じゃなくてOS標準機能です)
さらに終了させてもすぐに無限に復活するので、タスクキラー導入は電池消耗を悪化させるだけで、完全に逆効果です。
今回紹介するのは、裏で勝手に暴走し、電池を異常消費する最大の元凶にも関わらず、最近ドコモが無効化を封じてきている「ドコモ電話帳」「電話帳サービス」を、タスクキラーも無効化も使わずに暴走を停止する方法です。
事前準備:ドコモ謹製アプリをアップデートできる状態に
「ドコモサービス」を既に無効化してしまっている人は、まずは動くように元通りにする必要があります。
設定→アプリ→すべて を開いて、一番下に無効化したアプリが表示されています。
無効済みアプリの中に「ドコモサービス」があれば、開いて「有効にする」を実行しておく必要があります。
ドコモ電話帳を使いたかったけど、挙動がおかしいので無効化してしまった……そんな人も、ここで「ドコモ電話帳」「電話帳サービス」を有効化し、次の手順を行って頂けたらと思います。
ドコモアプリを最新の状態にアップデート
ドコモアプリは、Google Playとは異なる方法で管理されています。
設定→ドコモサービス→ドコモ→アプリケーション管理→アップデート一覧 を開きます。
この画面から「電話帳」「電話帳サービス」をアップデートしてください。これで、今までなかった設定項目などが表示されると思います。
ドコモ電話帳を起動し、細かい設定を変更
ドコモ電話帳→コミュニケーションを開きましょう。
メニュー→マイSNSメニュー→SNS一時ファイル削除を実行します。そして同じマイSNSメニュー内にあるコミュニケーション取得設定も全て削除で。
続いてコミュニケーション→メニュー→削除を反映を実行。
さらにコミュニケーション→表示項目設定→チェックを外すを実行。[15:07※追記]ここで、2012年冬モデルより以前の機種の中には「最低一つはチェックを入れて下さい」と出てくる場合があるので、SMSなどにチェックを入れて「OK」を選択して下さい。
これで、やっと「ドコモ電話帳」「電話帳サービス」のプロセスが裏で暴走するのを抑えられました。
本記事を書くにあたって、スマートフォン不具合速報さんを経由し、価格.comの乗り換え1号さんの書き込みを参考にしました。有益な情報を本当にありがとうございます。
ドコモアプリを使わない自由
これを導入した結果、着信時の電話帳の暴走や、プロセスの暴走がなくなるので、電池消耗のトップにきていた電話帳サービスを見なくて済むようになったという声もあります。
ドコモのサービスは使うけど、電池消耗を抑えたいという人や、ドコモが無効化対策をしてきた最近のモデルを買って困っているという人は、試してみる価値はあると思います。
別にドコモがAndroidでどんなサービスを提供するのも勝手だと思いますが、端末の動作の不安定や電池消耗を強いるというのは、やめていただきたいものです。
ドコモアプリが役に立つユーザーもいれば、メーカー標準やGooglePlayのアプリを使うのでいらないというユーザーもいます。どちらのユーザーも幸せになれるよう、端末を販売してくれるようになったら嬉しいです。
情報元:価格.com 経由:スマートフォン不具合速報 画像:flickr
[15:30 ※追記]SC-02Eで「マイSNSメニューが出ない」というユーザーさんがいらっしゃいました。アプデで降ってくるバージョンが機種、環境などによって違うんでしょうか?こちらで降ってきたドコモ電話帳のバージョンは04.00.00023です。コメントで成功、失敗を機種名付きで報告して頂けたらありがたいです。
【続報】諸悪の根源・ドコモ「電話帳サービス」、ついに無効化が可能に。 アップデートで実装か
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