ドコモのスマートフォンといえば、ドコモ謹製アプリの出来が悪い上に、無効化が塞がれていたりするので、ドコモアプリを見ながら使っていくことになりがちです。
昨日発売されたXPERIA Z SO-02Eは、root化も無効化もホームアプリ換装もせず、標準でドコモアプリを視界から消し去れます。この記事を読めば誰にでもできます。
購入直後、最初の起動時、優先アプリケーションを決定する画面が出ます。ここで「Xperiaアプリケーション」を選択します。
これでドコモのパレットUIや電話帳などを見ずに、XPERIA Zの世界観を最初から堪能できます。店員に勝手にパレットUIにされてしまったという人も、「設定→Xperia→優先アプリ設定→一括設定→Xperia」で本来の姿を取り戻せます。
ドコモアプリの一括インストールがしつこく立ち上がってくるので、「後でインストール」「情報提供オフ」などを選びながら右下の「進む」を押していけば、その後はドコモアプリを使わなくて済みます。
しかし、それでもアプリケーションドロワーをひとたび開けば、多数のドコモアプリがずららーっと並んでいます。
これがいやだという人がホームアプリを変えたりroot化したり、ということに挑戦していました。
しかしXPERIA Z SO-02Eは、ドロワー内にフォルダーが作成可能です。
アプリアイコンをロングタップして、他のアプリアイコンの上にドラッグすることで、フォルダを作成できます。いらないアプリ、あまり起動しないアプリをフォルダにまとめることで、ほとんど視界に入らないようにすることができます。無効化さえ使わず、あくまで標準の機能の範囲内でここまでできます。
中には、ドコモアプリなどが多数あるドロワーを立ち上げないために、ホームにショートカットを並べている人もいますが、本機種より、ドロワー内が整理できるようになったことで、アプリ起動は主にドロワーで行い、ホームは純粋にウィジェットのみを置く領域として使う、という切り分けが実現できます。本当にAndroidとして使いやすいと感じます。