
Androidが、PCにやってくる?
GoogleがAndroidベースのPC向け新OS「Aluminium OS」を開発中です。Chromium Issue Trackerのバグ報告に添付された画面録画から、そのデスクトップ画面の一端が明らかになりました。Android Authorityが伝えています。
流出のきっかけは、HP Elite Dragonfly 13.5 Chromebook上で動くビルドのバグ報告に添付された画面録画です。そこにはAluminium OSのUIが映り込んでいました。映像では、Android 16系の要素を備えつつ、画面下部のタスクバーやマルチウィンドウ対応など、デスクトップOSに近い見た目が確認できます。
さらに、Google Play Storeアプリの表示に加え、Chrome画面には拡張機能ボタンも確認できます。コードネームは「ALOS」で、Android 16ベースの開発が進んでいるとみられます。なお、Googleは求人情報などを通じて、Aluminium OSを「AIを中核に据えた」Androidベースの新OSと位置づけていますが、対応機能の全容はまだ明らかになっていません。
一方、気になるChromeOSとの関係について、GoogleのAndroid Ecosystem担当プレジデントSameer Samat氏はMWC 2026で「Chrome OSの開発は現状のまま絶対に続く」と述べています。しかし、Android Authorityが確認した求人情報には、将来的にChromeOSからAluminiumへ移行する戦略を示す文言もあり、少なくとも現時点では完全な後継と断定するより、当面は並行して進む可能性がありそうです。
そのうえでSamat氏は、AIの普及でノートPCの重要性が見直されていると説明し、Aluminium OSについて「今年後半」を楽しみにしていると述べました。
WindowsとmacOSの牙城に、Androidの強みをどう持ち込むのか。Aluminium OSはまだ不明点が多いものの、GoogleがPC分野で新たな一手を準備していること自体は、かなりはっきりしてきており、楽しみなところです。



















