このライターについて
あやさん
上海に3年間住んだことのある、元家電業界新聞記者、行政書士です。スマホの他にも、デジモノ、白物家電の店頭取材記事や、中国ネットニュースの翻訳記事を書いていきます。オリンパス推しです。
スマホのグローバル出荷台数、世界1位はサムスン、2位華為(Huawei)、3位アップルまではガジェットフリークならスラスラ出てくるかと思いますが、世界第4位の中国伝音科技(Transsion Holdings, 传音控股)は知名度がかなり低いかと思います。すまほん!!でも何度かご紹介したこのメーカーは、競争の激しい中国市場を放棄してアフリカを主とした発展途上国市場に打って出て、「TECNO(テクノ...
中国「IT之家」によると、華為(Huawei)はフランス国内初の公式旗艦店をパリに出店しました。というだけなら、何ということもない話ですが、注目すべきはそのデザイン。華為によると、この旗艦店のデザイン「霊感」はフランスの象徴的建築である凱旋門、ベルサイユ宮殿「鏡の間」、オスマン建築とフランスのファッション、美学とフランス古典建築の精髄を結合させて誕生したとのこと。「IT之家」は旗艦店のデザインにつ...
ソニーモバイルとしては待ちに待った5G時代の到来。しかし、Xperiaはいくつかの海外市場から撤退をしており、「巻き返そうにも販路はあるのか?」と心配になります。「台湾なら日本並にXperiaのシェアがあるのでは?」ということで、ご紹介します。2020年1月の台湾スマホ市場占有率について、台湾「比価王」が伝えました。これによれば、SONYは台数ベースで第8位、金額ベースで第4位につけています。20...
米・トランプ政権による「華為」封じ込めは、諜報協定「ファイブ・アイズ」を提携る米英豪加ニュージーランドですら足並み揃わず竜頭蛇尾に終わりそうな情勢ですが、このほど華為(Huawei)はフランスに5G通信設備工場を建設し、欧州へ通信設備を提供するサプライチェーンの中心的役割を果たすと発表しました。「澎湃新聞」が伝えました。2月27日、華為はフランス国内に無線製品製造工場を開設し、4G/5G無線通信設...
新型コロナウイルスの影響が2本でも大きく出始めていますが、中国市場とスマートフォン、主要メーカーへの影響はどうでしょうか。このほど、小米CEOの雷軍が「新京報」による「トップレベルの財界人」への取材に答えました。なお、発表会で直接競合他社をディスったり、自分で作ったという鶏卵以外に具を入れないインスタントラーメンを公開したり、お茶目なところのある雷軍ですが、全国人民代表、全国工商聯副主席という、制...
3月3日の海外メディア報道として中国網易科技が伝えたところによると、Appleのサプライヤーである鴻海は、3月末までに中国国内での正常生産を回復すると発表。同社発表によると、新型コロナウイルス発生後、中国国内期間工の半数以上は既に業務を再開しているとのこと。鴻海は既に生産能力の半分を回復し、今後数週間以内に比率を上げていくとしています。同社が証券取引所に提出した文書によると、「本日までで生産能力の...
中国各地で通常業務の再開が進んでいますが、ここでも5G通信網が公衆衛生管理面で威力を発揮しているようです。中国新聞網(中国国営通信社)2月29日成都電よりご紹介します。経済活動再開となると、交通機関、工場、ショッピングモールなどで人の流動が活発となりますが、生産生活水準を保ちつつも、防疫管理を高める必要があり、四川省都・成都市では、多くの公共施設で5G技術搭載の新設備が投入されているとのこと。成都...
市場の成熟化を迎え、成長がストップした中国スマホ市場。中小メーカーが次々と淘汰されていく流れにあります。そんな中、国内4大メーカーのうち「兄弟」ブランドのOV(OPPOとvivo)が、いずれも現行機種が大幅に値崩れする、苦境にあるそうです。それぞれ騰訊網から伝えられました。コスパスマホ競争に引き込まれるOV業界参入以来の大幅値引きを記録した「OPPO A5」まず、OPPO A5から。 ECサイトで...
中国スマホ市場が飽和状態にある中、多くのメーカーが「決戦場」と位置づけているインド市場ですが、このほどIDCが発表したデータによれば小米のスマートバンド市場占有率が48.9%に達し、ほぼ半分を占めたと、中国「快科技」が報じました。 また、インドのウェアラブル市場は2019年第4四半期に510万台を出荷、7四半期連続で2桁成長を維持しており、なかでもイヤホンが出荷量最多とのこと。スマートリストバンド...
中国「IT之家」報道によれば、中国の大手ECサイト京東から、神舟(HASEE)製品の出品が停止されていることが2月24日にわかりました。また、神舟の総経理・史俞馨は「Tech星球」のインタビューに応じ、京東との「不平等条約」について語るとともに、「こんな小銭のために争うことないじゃないの」と呼びかけました。神舟の総経理が語る京東との関係も、「大手販売チャネルとメーカーの関係」ということで興味深いの...
世界のサプライチェーンにも大きな影響を与えている新型肺炎ですが、Apple CEO・クックは2月28日、米国アラバマ州で開催されているイベントで新型コロナウイルスによるAppleの事業への影響について触れ、「中国はコロナウイルスを制御しつつある」「Appleの在華工場も操業再開へ入っている」と、「楽観」している考えを示したとのこと。騰訊網が伝えました。同報道によるとクックは「中国は新型コロナウイル...