このライターについて
あやさん
上海に3年間住んだことのある、元家電業界新聞記者、行政書士です。スマホの他にも、デジモノ、白物家電の店頭取材記事や、中国ネットニュースの翻訳記事を書いていきます。オリンパス推しです。
昨年来米政府による制裁を受け、米国企業との取引に制限を受けている華為。2019年は世界6大スマホメーカーのうち、販売台数増加率最大となり、サプライチェーン面でも米企業への依存から脱却するなど大きな成果を上げた1年になりましたが、一方で「逃れられない」メーカーがあると、中国「只談科技」が伝えました。2019年、華為は米政府の制裁を受けてサプライチェーンを再整理し、米企業への依存度を大きく下げた一方、...
米政府が華為(Huawei)に課した一連の制裁により、大ピンチを迎えていると見られた華為のスマホ事業ですが、騰訊網によると、2019年の通年成績は前年から販売台数を3,000万台伸ばし、世界第2位を守り、中国国内シェアも国内競合他社を大きく引き離しました。1月16日、華為スマホが公式に発表した2019年通年成績によれば、華為の2019年通年のスマホ出荷台数は2.4億台超(2018年・2.06億台)...
日本にも進出している中国の大手スマホメーカー・OPPOが、500億元(約8,000億円)の巨費を5G/6G、人工智能、ビッグデータ、ハードウェア、ソフトウェア、システムの研究開発に投入すると表明したと、中国メディアが報じています。OPPOは2008年に影像コンテンツ事業を「断捨離」し、スマホ事業に集中した経緯があるだけに、「何故今になってまた『OPPOはスマホメーカーにとどまらない』と言い出すのか...
中国の「商標登録」問題といえば、昨年12月に無印良品が敗訴した事件が記憶に新しいと思います。ここから、「中国の司法がメチャクチャだから、日本企業が不当な扱いを受けた」という印象を受けた人が多いと思います。実は、中国の大手スマホメーカー・小米も「MIKA米家」の商標をめぐって無名企業から訴えられ、このほど小米に1200万元の賠償を命じる一審判決が下されたと、1月16日、中国知識産権報が伝えました。ま...
新華社通信北京1月15日電によると、米国が英国に対し、英国内での華為(Huawei)5G技術使用禁止を要求した件について、中国外交部スポークスマンの耿爽が15日の定例記者会見にて、英国側が客観公正な態度をとり、独立自主的に自らの利益に合致した選択をし、中国企業に公平、公正、開放、差別的でない営業環境を提供することを望むと表明しました。耿爽は、華為は英国で事業を長年にわたり展開、数十億ポンドを投資し...
2020年は、中国で「商用5G通信網普及元年」と位置づけられています。昨年末日本にも進出、通信キャリアも運営する中国大手スマホメーカー・小米が、このほど新型5Gスマホの工業通信部認証を完了、「小米10と見られる」と手機中国が伝えました。また、数码人科技によれば、MVNO「小米移動(Mi Mobile)」が、通信容量20GB/49元(約800円)の激安5G通信プランを発表する模様です。やっぱり最注目...
サービス開始早々、大炎上しているモバイル決済サービス『7pay』。社長による記者会見は、私の中では船場吉兆、野々村元兵庫県議に並ぶ伝説と位置づけています。流通小売業最大手の企業による、技術以前のあまりにも御粗末な事件、さぞかし中国でバカにされているだろうと思っていましたが、最近Appleファンの編集長がスマホをP30 Proに買い替えた中国共産党系メディア「環球網」が、「モバイル決済、日本で大きな...
中国市場でテレビは、地上波なり衛星なりの電波を拾ってテレビ局によって放送されている番組を視聴する「電波受像機」というよりも、インターネット接続を前提として、起動したらホーム画面が立ち上がり、視聴するコンテンツを選択する「スマートテレビ」として位置づけられているのは、以前もお伝えしたとおり。「わあ、市場が進んでいるなあ」と感心したところですが、実はこの「スマートテレビ」にも落とし穴が。起動するとまず...
中国・華為への米国政府による制裁は、尻すぼみになるのか、どうなのか判然としないところですが、「華為自社開発OS」について、中国国内ではあまり心配する声が見当たりません。というのも、中国スマホメーカーの多くははもともとAndroidをベースにした独自のUIを構築しており、インターフェースの開発はどこでも独自にやっているため、「OSくらい華為なら作れるでしょ」という空気があります。日本にも進出している...
強豪スマホメーカーが林立する中国にも、ソニー製品を購入することを「信仰の充電」と表現する「ソニー信者」が少なからず存在します。 今回、21:9ディスプレイなど、野心的な要素を盛り込んだXperia 1発売から3週間。中国でどう評価されているのか?SNSやECサイトでの評判をお届けします。Index1 中国ソニーファンの反応1.1 開封動画1.2 微博(Weibo)のネット民の反応1.3 京東2 総...
米政権による厳しい制裁を受け、「どうなることか」と見られている中国メーカー華為(Huawei)ですが、なんだかんだ言いながらも5G通信網の受注も比較的順調、供給面でも米半導体大手マイクロンが製品の一部供給を再開したと米WSJが伝えるなど、案外「もちこたえている」ようにも見えます。6月26日、上海にて開催されたMWC上海の期間中、華為の輪番制董事長胡厚崑と同社5G製品ラインナップ総裁楊超斌が各媒体に...