中国 最新情報まとめ

伝音「スマホシェア50%以上」のアフリカ市場に異変。他の中国強豪が総攻撃を開始
アフリカ携帯電話市場で2台に1台以上という圧倒的シェアを誇る、中国「伝音(Transsion Holdings)」。中国国内ですら商品を展開していないことから、中国での知名度も高くありません。アフリカ大陸を主要市場とし、従来型携帯電話は1000円前後、スマートフォンも1万円前後という価格設定。2019年9月、上海証券取引所STAR市場に上場。「アフリカ携帯電話の王」との触れ込みから、一時は時価総額...

北京EV事情、まるで「テレホーダイ」。深夜限定「安充電」に行列の車、明日の日本か?
たぶん日本もこうなるよね。「燃料車から電動車(EV)へ」は自動車業界の大きな潮流となっています。中国では政府の後押しもあって、とくに商業車両での電動化が進められているところ。日本のバス会社が中国製の電動バスを導入したことも、話題になりましたね。昨年末、「EV充電スタンドは奪い合い」が微博のトレンドになりました。夜間の電気代が安いことから、午前4時に起きて充電スタンドへ走る人などによる「充電スタンド...

キッズが老人身分証で5連コンボ炸裂!政府検閲で「冬の時代」、中国ゲーム業界がヤバすぎる
2021年の中国ゲーム業界は、未成年ユーザーへの制限と、リリース検閲許可審査の停止がマイナス要因としてクローズアップされ、「倒産件数800以上」というニュースもありました。私自身、中国のゲーム会社とは別の仕事で取引がありますが、「プロジェクト中止」「部門ごとリストラ」といった不景気な話をよく耳にします。中国「界面新聞」によると、「年年都是行业寒冬(年がら年中が業界の冬)」とは、中国のゲーム市場で言...

中国TCLが新型のARグラス「LEINIAO AR」をお披露目。実動モデルは2月公開予定
中国の家電大手TCLは、新型ARスマートグラスのプロトタイプ「LEINIAO AR」を発表しました。ディスプレイへの通知表示やビデオメッセージ再生といった機能が使用できます。同デバイスは光学ホログラフィック導波管技術のほか、2枚のフルカラーマイクロLEDディスプレイを実装。さらに搭載プロセッサは「Qualcomm 4100」であるとCNETは報じています。スケジュール確認や自宅セキュリティへのアク...

中国「ファスト映画」撲滅ついでに「中華ポリコレ」も厳格審査
西ではアメリカ式「ポリコレ」が猛威を振るい、登場人物の男女や皮膚の色の構成比がどうだということになっているようですが、今や米国の向こうを張る超大国・中国でも「中国版ポリコレ」と呼びたくなる表現規制が飛び出しています。一方で、知的財産権の保護という極めてまっとうな取り組みも、取り締まりを「めちゃくちゃ厳しくする」か「まったくほったらかし」かのデジタル思考と私の中で定評がある中国政府として、「そこまで...

バルミューダフォン、中国でも話題沸騰!「可愛い」「洋ゴミ」「同質化への挑戦」と百家争鳴
厚めでベゼルが太く、巨大なパンチホールを備え、令和なのに単眼レンズ、古めかしい見た目で、4万円が妥当な中スペック……なのに10万円、14万円という挑戦的な価格で話題の「BALMUDA Phone」。そういやこれって中国で話題になってるの?と調べてみると、ニュースとしてはスペック表くらいしか出ていなかったので、SNS「微博(Weibo)」で検索してみると、さすがに中国のガジェオタはお目が高く、けっこ...

メタバースに「不動産バブル」到来!背後にソフトバンクの影も?
今年の漢字はなんでも「金」だそうですが、インターネットの世界では、「メタバース(Metaverse、超宇宙。本記事では中国語の「元宇宙」と呼称)」が新たなトレンドとなりました。5年前は概念上の話だったものが、技術の進歩により現実となった仮想世界……という表現をしていくと、なんだかわけがわからないようですが、この仮想世界での「地価」が2ヶ月で10倍に暴騰、凄いのになると1筆(数量詞は「筆」でいいんで...

制裁ファーウェイスマホ事業、まさかの「禁じ手」で復活か?欧州有名企業の影も
こんな解決方法アリ?米制裁による禁輸でスマホ事業に甚大なる打撃を受け、危機にある中国メーカー華為(Huawei)。11月、華為が一部のスマホ設計を他社へライセンスするとの情報が流れていました。これについて華為は無回答でした。中国「AI財経社」の取材によると、ある華為のエリア・フランチャイザーは、他社へのライセンス提供を事実と認めるとともに、華為は新たなモデルによってスマホ事業を復活させようとしてお...

「中国のNETFLIX」に吹くリストラの嵐、原因は映像作品配信の「本質的」問題
「中国のインターネットでは海賊版で映像コンテンツが見放題」というのも、今は昔。中国政府は「めちゃくちゃ厳しく取り締まる」か「ほったらかし」か、という「0か1」のデジタル思考なところがありますが、近年、著作権侵害を「めちゃくちゃ厳しく取り締まる」ことになったため、映像コンテンツも、ちゃんとした映像配信サービスで正規に権利処理されたものを視聴することになっています。なかでも代表的なサービスは、百度が運...

懐かしの人気ブランド「Coolpad(酷派)」がシャオミ人材で中国市場殴り込み
このほど、中国のスマホブランド・Coolpad(酷派)が、中国市場に再参入することになりました。「Coolpad(酷派)ってなに?」という疑問にさらっとお答えすると、XperiaやHTCがスマホのグローバルランキング上位にいた頃、中国市場上位にいたブランドです。「中国のスマホブランドが中国市場に再参入」もなかなかに意味不明かと思いますが、御存知の通り中国市場は国内強豪メーカーが林立する激戦地なので...

OPPO「メタバース」新会社設立、VR進出か
中国電子報によれば、11月19日、重慶元時空企業管理有限公司が設立されました。同社はOPPO広東移動通信有限公司の100%子会社。登記情報によると、事業目的は設計監理、図文設計製作、技術サービス、技術開発、技術コンサルタント、技術移転、技術普及等。「メタバース」の入口となる技術として、各大企業が次々とVR/ARに資本を投入、メタバースの「入場券」を争っているところだといいます。スマートフォン大手の...