GPDの正規代理店天空は、8.8インチディスプレイを搭載する2-in-1 PC「GPD Pocket 4」を発表しました。
2025年2月1日より販売を開始し、価格はRyzen 7 8840U搭載モデルが14万6700円から、Ryzen AI 9 365搭載モデルが19万9700円、最上位のRyzen AI 9 HX 370搭載モデルが24万7900円となっています。
GPDのWade代表も遠隔で出演。本機の便益について「携帯性」「高性能」「豊富なインターフェイス」「タブレットになる2in1」を挙げました。
GPD Pocket 4は、770gの軽量ボディに2560×1600ドット解像度/144Hz駆動対応の8.8型タッチパネル液晶を搭載しています。ベゼル幅を抑えることで、筐体サイズを抑えながらも前モデルから約10%大きな画面を実現したとのことです。
プロセッサーには、最上位モデルでAMD Ryzen AI 9 HX 370を採用。12コア24スレッド構成で、GPUと合わせた総計算能力は最大80TOPSに達するとしています。これにより、前世代比で約3.2倍の性能向上を実現したそうです。また、GPUもRadeon 780Mから880Mに進化し、さらに5%から10%の性能向上が見込めるとのことです。
外観は前モデルを継承しつつも、本体内部設計を刷新、TDPを28Wまで引き上げることで高性能を実現。
キーボードは、寸法等はそのまま。ただし打鍵感は改善されているようです。
本体は185度まで開くことができ、タブレットスタイルでの利用も可能です。今回採用の液晶パネルは元々タッチ機能対応、デジタイザには非対応。ペン対応を頑張ったがデジタイザーと干渉するため断念したそうです。
【朗報】ちっせーパソコン、出る pic.twitter.com/ddxkmyApHI
— すまほん!! (@sm_hn) December 6, 2024
地味にストラップホールも継承します。
Pocket3は指紋認証がキーボード側に搭載されているので、タブレットとしての利用が多いユーザーにとって非常に不便でしたが、今作は側面に指紋認証兼用電源ボタンを搭載するので、タブレットスタイルでも認証可能となり使い勝手が向上しています。
ウェブカメラは500万画素カメラ。電池容量は44.8Wh。充電は100W USB PD対応。
microSDカードスロットを備えた標準モジュールは、オプションのRS-232ポートモジュール(2800円)やKVMモジュール(8800円)、4G LTEモジュール(1万8900円)と交換可能。
最上位モデルでは64GBのメインメモリを搭載、VMwareを使用して複数の仮想OSを同時に実行することも可能とのこと。
なお、予約購入特典として、GPD Directとハイビーム公式オンラインストアでは3000円引きに加え、専用ケースやGPDロゴ入りUSBメモリ(64GB)、液晶クリーナーが付属するそうです。
GPDはほかにもUMPCや携帯ゲーミングPCの新製品を開発中であること。今後のさらなる新製品の登場に期待したいところです。
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