Xperia NX SO-02Dが残念だと思う3つの理由。

Xperia S、めっちゃ欲しいです！

しかし国内版のXperia NXには懸念もチラホラ。

NFC非対応である

Xperia NX SO-02Dは、海外版Xperia SのNFC機能が削除されています。

お財布ケータイこそ関係ないものの、NFCを利用した他の端末と通信やコミュニケーション可能なアプリが使えないのは少々残念。

さらに、今回のXperiaはSmart Tagsと呼ばれるNFCを利用したアクセサリーを推しています。

これを使うと、例えば、車に乗る時には、Smart Tagsの付いた車のキーにXperiaをかざすと、GPSがオンとなり、GoogleMapとカーナビゲーションが起動するということが非常にシームレスに実現するわけです。

玄関に置いておけば、Wi-Fiをオン・マナーモードをオフにできたりしますし、応用して職場やリビングに置いて好きな設定に瞬時に切り替えることもできます。まさにスマート。

これだけでも買いたいと直感的に思える要素になっているのですが、国内版はナシ。あまりにも残念すぎます・・・。

ドコモ版ROMである

docomoのスマートフォンは、基本的にspモード契約がないとテザリングが利用不可能です。

つまり、「spモードは使い物にならない」「セキュリティ的にも不安だからmoperaで十分」と思い、ISPにspモードではなくmoperaを選択するユーザーや、「他社やb-mobileで使いたい」「海外で現地SIMを使いたい」と思っているユーザーは、テザリングを利用できないということです。

さらにテザリング専用のspモードのAPNは、やたら切断されてしまう、Xiで使おうとしても速度が遅いなどの問題も多数あり、spモードメールだけでなく、docomo公式テザリングの仕組みもお粗末であると言わざるを得ません。

こうした状態を打開するには、root化などのdocomoの保証対象外となる非正規な改造が必要になります。

もちろん邪魔なプリインストールアプリやdocomoロゴの存在を気にする人が多いと思いますが、個人的に特に障害となりそうなのは、このドコモ版ROMのテザリングまわりの仕様だと感じています。SO-02Dでは改善されていることを望みます。

XPERIA acro HD SO-03Dの仕様が意外といい

実はこれが一番大きいと感じている人が多いのでは？

Xperia NXのバッテリー容量1700mAhに対し、Xperia acro HDは1840mAhと大容量になっています。どちらもバッテリーは取り外し不可能であるだけに、少しでも容量の大きい点は魅力的に思えます。

更にmicroSDスロットに対応しているのは、Xperia acro HDのみ。SIMカードサイズもmicroSIM（miniUIM）ではなく、通常サイズなので、他の端末と差し替えたりする上でも便利です。

さらにacro HDは防水、ワンセグ、おサイフ、赤外線対応で、しかも4色展開。ヘビーユーザーにとっても、ライトユーザーにとっても、acro HDが魅力的に仕上がっているのです。

…

う〜ん。今回のXperia Sは、実行用メモリや内蔵メモリの問題が完全に解決されていますし、Xperia Sのデザインは好きなので、だからこそ悩ましい問題です。

もし発売日にdocomo版を定価で買うぐらいなら、Xperia Sを輸入したほうが…なんて邪念がよぎってしまいます。発売日まではしばらく大いに悩もうと思っています。