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現実空間をまるごと3DCG化できる時代?ソニーXYN、法人提供開始

 現実まるごと3DCGにできる時代。

 ソニーが展開する空間コンテンツ制作ブランド「XYN」(ジン)の「空間キャプチャーソリューション」について、法人向け提供が開始されます。日本では2026年4月18日から、米国へも順次展開される予定です。

 XYN空間キャプチャーソリューションは、ソニーのミラーレスカメラで撮影した静止画像と独自アルゴリズムを組み合わせ、現実の物体や空間からフォトリアルな3DCGアセットを生成するソリューションです。撮影枚数はプロジェクトあたり50〜500枚が目安で、生成方法によって変わります。

 なお、ソニーPCLのバーチャルプロダクション背景アセット活用例では100枚程度を撮影し、素材データから数時間で生成、1〜2日程度でLEDディスプレイ確認が可能だといいます。

 主なツールは3つあります。撮影を支援するスマートフォンアプリ「XYN Spatial Scan Navi」、撮影データからクラウドで3DCGアセットを生成するウェブアプリ「XYN Spatial Scan」、そして高品質な再生を実現する「XYN Spatial Renderer Plugin」です。

 つまり、これまで手間のかかった背景や小道具の3DCG化を、カメラ撮影とクラウド生成でぐっと効率化する仕組みです。しかもソニーは、反射物や透明な被写体、複雑な形状、細い物体なども3DCGとして生成できるとうたっています。ここはかなり気になるポイントですよね。

 現在はバーチャルプロダクション向け機能を中心に提供されています。XYNの公式サイトでは、Naviで撮影し、Scanで生成したアセットをRenderer Pluginで大型LEDへ投影するサンプルデモが紹介されています。

 XYNブランドにはほかにも、mocopiのプロフェッショナルモードによる12点接続に対応する「XYN Motion Studio」や、4K OLEDマイクロディスプレイ搭載の「XYN Headset」(開発中)があります。さらにBusiness Insider Japanによれば、オブジェクトをフォトリアリスティックに3D化する機能は2026年内の一般公開を目指しているとのこと。ソニーがイメージング、センシング、ディスプレイなどの独自技術を束ねて、空間コンテンツ制作を押し広げようとしているわけです。

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