
レンズ代がまさかの5割増し。
iPhone 18 Pro / iPhone 18 Pro Maxに載るとみられる新しい可変絞りレンズは、平均販売価格(ASP)が現行iPhone 17 Proのメインカメラに使われる高級7P(プラスチック7枚構成)レンズよりおよそ50%高いのだとか。Appleのサプライチェーンに詳しいアナリスト、Ming-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏の見立てとして、MacRumorsと9to5Macが伝えています。
可変絞り(variable aperture)は、レンズの開口部を絞り羽根で開いたり閉じたりして、物理的にセンサーに届く光の量や被写界深度を調整する仕組みです。明るい屋外では絞って光量を抑え、暗い場所では開いて光をたっぷり取り込む。それこそ一眼カメラのように被写界深度制御の自由度も上がります。
iPhone Proのメインカメラは14 Pro以降、f/1.78の固定絞りが続いてきました。もし採用されればiPhoneとして初めての可変絞りということになります。
部品供給についてKuo氏は、Sunny Optical(舜宇光学)が可変絞りレンズの40〜50%程度の注文を担い、Larganが引き続き主力サプライヤーになると見ています。
可変絞りカメラ部品については、2026年4月時点で韓国ETNews発として、Sunny Opticalが絞り機構を動かすアクチュエーターの生産を始め、LG Innotekによるカメラモジュール組み立ては6〜7月ごろに続く見通しだとも伝えられていました。
気になるのは値段への影響です。スマホ向けメモリもAIサーバー需要などを背景にDRAM/NAND価格が高騰しており、原価を押し上げる要因が重なっています。
ただKuo氏はiPhone 18 Pro系の開始価格について、値上げをできるだけ避け、少なくとも下限価格は据え置く方向だとも見ており、9to5Macも今回のレンズ単体のコスト増がそのまま値上げに直結するわけではないとしています。
進化の代償をどこで吸収してくるのか、例年どおりなら秋の発表が答え合わせになりそうです。









































