メーカー カテゴリの記事一覧
次世代覇権の鍵「AIチップ」で米中企業が激突。
米中貿易戦争といいますか、米国政府による中国最先端産業企業への攻撃が、80年代の「ジャパンバッシング」以上に加熱している昨今の現状。特に核心的な領域と見られているのが「チップ」分野ですが、次世代「AIチップ」では既に中国各大手企業が次々と参入、次の時代の覇権をめぐる戦いが始まっているそうです。中国通信信息報が伝えました。米国企業、続々とAI開発まず、AIチップはそのイノベーション性から、企業価値と...
スマホ台湾勢「壊滅」、輸出額が年間で72%下落
中国大陸の大手スマホメーカーがSamsungやAppleからグローバルシェアを奪っている一方で、その他のメーカーは苦境に陥っています。かつては一世を風靡したHTC(宏達電)や、ASUS(華碩)、Acer(宏碁)などのメーカーを擁する台湾ですが、今年の携帯電話輸出額が、前年比でなんと7割も下落したと、台湾・中央社が伝えました。日本のブランドもヤバイですが、こちらも壊滅状態ですね。中央社が伝えた台湾「...
スマホ世界市場は成長を維持、ファーウェイと小米が牽引
成長が頭打ちと言われているスマホの世界市場ですが、今年第3四半期は成長を維持、中国の大手スマホメーカーの華為(Huawei)と小米(Xiaomi)が牽引役になり、SamsungとAppleの市場シェアは華為と小米に蚕食される形になったと、中国参考消息が伝えました。市場調査会社Gartnerのデータによれば、今年Q3の全世界スマホ販売台数は3.89億台で前年同期比1.4%の成長となり、そのうち華為...
中国スマホメーカーSmartisan「倒産秒読み」
個性的な機能はてんこ盛りなものの、製品不具合を頻出させ、「そろそろ市場から淘汰されるのでは」と囁かれていると、10月にお伝えした中国のスマホメーカー、Smartisan(錘子科技)。今月に入り、大規模リストラ、給与遅配、在庫切れ、創設者CEOが執行役員に降格と、とうとう「倒産待ったなし」の状況にあることを、中国界聞新聞が伝えました。12月5日、スモッグの立ち込める北京望京北路にある「中国数碼港大楼...
レノボの超ハイスペ・スナドラ855搭載機種に「いろいろと大丈夫か?」と疑問の声
レノボが12月18日に新製品ラインナップを発表、中でもフラッグシップ「Lenovo Z5 Pro GT」は、「世界初となるSnapdragon 855搭載」、「実行メモリ12GB選択可」、「画面占有率95.06%」という、ノートPCそこのけの超ハイスペックを誇りながらも、価格は2698元からと、なかなかリーズナブル。「51cm砲を積んだ巡洋艦」という印象です。撃ったら転覆するのではと、少し心配して...
チェコ情報機関、中国メーカー製通信機器の脅威を警告。国家情報法懸念か
ロイター通信が報じたところによると、チェコ諜報機関NCISAが、HuaweiやZTEの機器を使用することがセキュリティ上の脅威になると警告しました。チェコの携帯キャリアの通信機器ベンダーの選定に影響が出る可能性があります。通信機器メーカー大手のHuaweiは、中国政府との関係から西側の諜報を行うのではと懸念され、Huaweiはこの疑念を繰り返し否定しています。NCISAのDusan Navrati...
ASUS、スマホ事業で人員5割削減
パソコン・SIMフリースマホのメーカーとして日本でも知名度のあるASUS(台湾・華碩)ですが、この度、5割以上の人員削減に踏み切る考えを表明しました。台湾・商工時報が伝えました。中々黒字転換しないASUSスマホ事業について、董事長施崇棠は今のところ分割独立は考えていないとしながらも、事業の再調整が必要とし、62億元(新台幣、以下同)の一時的業務停止部門損益費用を計上するほか、続いて人員を少なくとも...
世界初5Gスマホ投入を目指すOPPO、副総裁はかく語りき
OPPO、5Gスマホ世界初投入目指すいよいよ目前に迫った次世代通信規格5Gの商用化。世界各国のスマホメーカーが5G対応モデルの開発を進めていますが、この度、中国OPPO(世界スマホ台数シェア第5位)の副総裁が中国メディアのインタビューに答え、来年リリースされる5G対応モデルについて、「世界初のリリースを目指す」としながらも、「非常にハイエンドに偏ったものになるかもしれない」とコメントしました。新浪...
HTC、2019年にミッドレンジ・ハイエンドモデルをリリースする意向
Digitimesは、HTC台湾の總經理であるDarren Chen氏の発言として、HTCは2019年前半にミッドレンジモデルとハイエンドモデルを販売すると報じました。HTCは、Google向けにPixelなどの各種端末開発に携わってきた優秀な人員をGoogleへ売却済み。世界第2位のシェアが今年は世界シェア0.68%にまで落ち込み、台湾ですらも他社にシェアを奪われている悲惨な状況。さらに旗艦スマ...
ファーウェイ、批判報道に対し法的措置。「スパイウェアに似た挙動」
ファーウェイ日本法人は、「『スパイウェアに似たような挙動をする』という事実無根の報道について」と題したプレスリリースを発表しました。それによると、ファーウェイのスマートフォンが「スパイウェアに似たような挙動をする」「スパイのような動きをする“悪質”なもの」と報道されたことについて、事実無根であるとし、こうした根拠のない批判報道に対して法的手続きを進めていると発表しました。該当の報道はFNNによるも...
なぜ小規模スマホメーカーの「高級モデル」は成功しないのか?金立の失敗から学ぼう
消えゆく非大手スマホメーカー、なぜ?華為、小米、OPPO、vivoといった大手ブランドがシェアを伸ばす一方で、低価格の小規模国内ブランドが苦境に陥っている、中国市場。金立(Gionee)もそのひとつ。消えていこうとしているブランドは、何をするべきだったのか?強気の値段で攻めた金立金立が昨年、有名映画監督馮小剛と、その妻徐帆をイメージキャラクターに起用してリリースしたビジネススマホ、金立M2017に...