
サムスンのXRデバイス「Samsung Galaxy XR」は、大型ソフトウェア・アップデートを4月に導入しました。この更新では、デバイス内で体験する2Dコンテンツを「3D化」する自動空間認識機能などを実装します。
「Samsung Galaxy XR」は、本体のみで動作する「一体型」で、SoCは「Snapdragon XR2+ Gen 2」を搭載。ディスプレイ解像度は3552×3840(有機EL)で、付属するコントローラーによる操作のほか、ハンドトラッキングでの操作も可能。重量は545gです。
空間認識機能は、オンにすると機械学習モデルによって1080p(30FPS)で、自動的に3D処理を実施。アプリ側の設定変更無しで、画像や動画、ゲームなどの立体視ができるようになります。
サムスンによると、同機能はSoCに負荷がかけるそうで、バッテリーの消費が早くなるとのこと。また高温など高負荷環境になると、負担を軽減するため、自動的に認識機能を無効化する場合があるそうです。無効化が起こった場合、環境が改善すると再度3D化が使用可能になると同社は説明しています。

アップデートでは、ハンドトラッキングの使用時に、ユーザーの手を表示するオプションも追加しました。
これまでの「Samsung Galaxy XR」では、手の輪郭モデルが出現するシステムでしたが、更新後はApple Vision Proのようにパススルーカメラを使って、実際の手を表示できます。
またデバイス内で展開したウィンドウを、好きな場所にピン留めすることも可能になりました。例えば自室にGoogleカレンダーを貼りつつ、リビングにはNetflixのアプリを起動した画面を配置するといった使い方ができます。
現時点では、「Samsung Galaxy XR」の国内での販売予定はありませんが、着実にソフト面が進化しているのは良いニュースです。今後は、他の一体型デバイスにはない新機能をアップデートで追加するといった「冒険」にも挑んでほしいところですね。































