メタ社は、同社が展開するメタバース「Horizon Worlds」向けのデスクトップ(PC)エディターを発表しました。これまでのQuest向けVRエディターは、現在「非推奨」となっています。
新たなデスクトップエディターは、「ゲームエンジン的」な構成になっており、Unityなどに親しんだ人がスムーズに開発に取り組めるとのこと。
デスクトップエディターは、VR視点のシーンもプレビュー可能。
つまりVRデバイスが無くても、VR向けのコンテンツを作成可能というワケです。合理的と言えば合理的ですが……ちょっと寂しいですね。
「Horizon Worlds」は、2021年にリリース。マーク・ザッカーバーグCEOの「アレな」アバターで話題になったプラットフォームです。
その後、2023年にPC(非VR)やスマートフォンからのアクセスが可能になりましたが、展開コンテンツの多くはVR向けでした。その流れが変わりつつあるようです。
なおメタ社は、「Horizon Worlds」向けの5000万ドル(約60億円)規模の支援ファンドを設立したことも公表しています。
同社のメタバース戦略、どこかフワフワしている印象が強いですが、2025年は「本気モード」を見ることができる……かもしれません。