今週は、非常に色々な動きがありました。いくつかのニュースを振り返ってみたいと思います。
2月23日~3月2日の注目記事
MWC 2014
世界最大の携帯電話の見本市「MWC(モバイル・ワールド・コングレス)2014」が開催されました。SONYやSAMSUNGがそれぞれフラッグシップモデルを正式にお披露目しました。
- ソニー、4K動画撮影やノイズキャンセリング対応のXPERIA Z2、世界最薄・最軽量Z2 Tablet、低価格M2を正式発表。
- ソニーがMWC2014でお披露目した面白い端末: SmartEyeglass / Lifelog Camera / FeliCa内蔵microSDカード
- サムスンGALAXY S5を発表。防水防塵、最速AFカメラなど堅実な進化
- サムスン Gear 2 を発表。採用OSはまさかの Tizen
- サムスン 曲面有機ELディスプレイを採用した「Gear Fit」を発表
Android端末「Nokia X」を正式発表したNokiaが、SAMSUNGのGALAXY S5を批判する動きも。
HTCは比較的画面の大きなミッドレンジモデル2機種を発表、Panasonicは6000mAhバッテリー搭載の法人向けWindows Phoneを日本市場に投入することを発表しました。
- HTC、ポップなカラーリングが可愛い「Desire 816」と「Desire 610」を正式発表
- パナソニック、業務用モデルでスマホ事業に再参入。事実上のWindows Phoneモデルも日本市場に投入。
富士通研は「触感タッチパネル」、Googleはプラモデルのようにスマートフォンをカスタマイズできる「Project Ara」など、男のロマン(?)とでも呼ぶべき展示がいくつも行われていました。
- 嫁に触れられる日、近づく。 富士通研、触感が得られるタッチディスプレイを試作
- スペックで選ぶ時代は終わる? Google が進める、好きな部品を付け替え可能なスマートフォン Project Ara が50ドルから
日本の「SIMフリー」への動き
私たちスマートフォンを好きでたまらないユーザーが待ち望んでいるのがSIMフリーです。そんなSIMフリー時代の本格的な到来を予感させる動きがいくつかありました。
- SIMフリー、FOMAプラスエリア対応、デュアルSIM!Coviaの「FleaPhone CP-F03a」が日本発売
- 広がる選択肢――ソフトバンク、他社SIMフリー機にもプリペイドSIMを発効!
- 「格安SIM」の競争激化――ソフトバンク、MVNOにLTE回線開放の方針
- MVNO「格安SIM」、事業者別のユーザー満足度が発表――MMD研究所
新サービス
格安の通話料を実現する新サービスを開始するなど、LINEが一気に攻めてきましたね。
- 国際電話が2円/1分!?――新登場「LINE Call」はスマホ通話料の価格破壊になるか
- LINEのスタンプ、誰でも作成・販売可能に
- dアニメストアなどのドコモサービス、非ドコモユーザーにも開放へ──4月1日から
セキュリティ
セキュリティに関する話題もあがっており、各自で対策をしたいところです。
その他、富士通・ドコモ・NECの共同設立した会社が解散に至りました。この会社は、ベースバンドチップである「SAKURAチップ」を開発していました。
MWC 2014が開催されたこともあり、様々なニュースが飛び交い、本当に激動の1周間でした。