弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

Galaxy S25 UltraとXiaomi 15 UltraのDXOMARKカメラスコアが公開。15 Ultraは望遠カメラが高評価を得るも動画が低い評価に。

 デジタルカメラやスマートフォンなどの評価機関である、DXOMARKが最新フラグシップスマートフォンの「Galaxy S25 Ultra」と「Xiaomi 15 Ultra」のカメラテストの結果を公開しました。

 Galaxy S25 UltraはS24 Ultraから2ポイント増加の146点、Xiaomi 15 Ultraは14 Ultraから4ポイント増加の154点という総合スコアを獲得しています。

 S25 Ultraは写真撮影においては、明るい屋外撮影での色の表現、シャッター遅延の改善、低照度でのディテール、長距離撮影は高評価。一方、逆光や暗い場所でのノイズ、暗い場所でのホワイトバランスの不安定性が指摘されています。

低照度のディテールが評価 (画像出典:dxomark.com)

 動画撮影のスコアは144点と前世代から7ポイント向上。やはりこちらも明るい場所でのパフォーマンスは高いものの、低照度時の安定性やノイズが短所であるとDXOMARKはしています。

 Xiaomi 15 Ultraは写真撮影面においてはかなり高い評価を得ており、露出・ノイズ・ディテールと全体的な画質が優れているとのこと。特にディテールのサブスコアは評価された端末のうちトップとなっています。

屋外での高いディテール描写 (画像出典:dxomark.com)

 一方でメインカメラの被写界深度が浅すぎることで背景に焦点が合いにくいことが減点対象に。ボケている写真に人はエモさを感じるもので、この点は評価が明らかにおかしいと感じる読者の方も多いと思いますが、あくまでDXOMARKとしては、被写体認識をした上で可変絞りやフォーカス位置を変えることで人物がぼけないように撮影できることをスマホカメラの理想としているのでしょう。

 また、望遠サブスコアは5000万画素 光学3倍と1/1.4型 2億画素 光学4.3倍の2つの望遠カメラのおかげでトップのスコアを記録。近距離から遠距離まで優れたレベルのディテールを実現し、明るい光の中では最高の競合製品より優れているといいます。

長距離望遠比較 (画像出典:dxomark.com)

 ビデオスコアはなぜか14 Ultraよりも16ポイントも低い134点。露出や色、フォーカスで不安定さがあったと報告しています。発売されてすぐのレビューだったために、動画のソフトウェア調整が十分でなかったのかもしれません。

 DXOMARKのレビュー記事にはiPhone 16 Pro MaxやHuawei Pura70 Ultraなどとの撮影比較がされており、各社の違いが確認できます。

情報元DXOMARK
すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない