
AIグラスの本番、ここから始まる。
Meta(メタ)が、ディスプレイ付きAIグラス「Meta Ray-Ban Display」向けの新機能群を5月14日付の公式ブログで発表し、順次提供を始めました。
リストバンド型コントローラー「Meta Neural Band」と組み合わせるニューラル手書き入力(手首の筋電を読み取り、指で文字を書く動きを入力に変える方式)に加え、画面録画、ライブキャプション、徒歩ナビ拡張といった既告知の目玉がいよいよ使えるようになります。さらに、開発者向けプレビュー枠も動き出しました。
ニューラル手書き入力は、Instagram、WhatsApp、Messenger、Android/iOS標準のメッセージアプリで利用可能になります。机の上などを指でなぞるだけで文字が打てるアレが、ようやくメッセ送信の主役に昇格した格好。スマホを取り出さずにしっかり返信できるというのは、地味どころかかなり実用的なんですよ。
画面録画は、レンズ内のUIと現実世界の景色、周囲の音声を1本の動画にまとめられる機能。さらにライブキャプション(相手の声をその場で字幕化)はWhatsApp、Facebook Messenger、Instagram Directの音声機能にも広がる予定で、徒歩ナビも米国全土に加えロンドン、パリ、ローマといった主要都市へ対応エリアが拡大しました。
そして本命が開発者向けプレビューです。WebアプリはHTML/CSS/JavaScriptで組み、URL経由でグラス上に展開できる仕組み。一方、Meta Wearables Device Access Toolkitでは既存のiOS/AndroidアプリのUIをディスプレイ側へ拡張できます。Android XR搭載グラスの市場投入が視野に入るタイミングで、Metaがアプリ生態系の囲い込みに先手を打った形ですね。
なお、夏にはMetaの新AIモデル「Muse Spark」もグラス上で動き出す予定とのこと。ハードを売って終わりにせず、ここから先がむしろ本番というわけです。AIグラスをめぐる景色が、急に広がってきました。特に開発者が色々作れるようになるのは面白そうですね。














































