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今年後半に見込まれるPixel 11、けっこう中身が見えてきました。Googleの次期独自SoC「Tensor G6」の詳細スペックとされる情報がリークされ、Android Authorityが伝えています。情報元はTelegramチャネルのMystic Leaks。コードネームは「Malibu」で、Tensor G5で始まったTSMC製造への移行をさらに進める、けっこう大きな世代更新が含まれています。
まず一番のトピックは、製造プロセスがTSMCのN2(2nm)になるとされていること。Tensor G5ではTSMCの3nmプロセスへ移行済みですが、Tensor G6ではさらに2nm世代へ進む格好です。2nm化でSoC単体の省電力性や発熱の改善は期待できます。
CPUは7コア構成で、内訳はArmの新世代コア「C1-Ultra」が1基(4.11GHz)、「C1-Pro」が4基(3.38GHz)、低クロック版のC1-Proが2基(2.65GHz)。Tensor G5よりコア数は1つ減っていますが、世代が進んだ分の効率改善で勝負する設計に見えます。
一方で、ここでひっかかるのがGPU。搭載予定とされるのはImagination Technologies製の「PowerVR CXTP-48-1536」で、2021年世代のCXT系GPUに由来する可能性が指摘されています。
つまりCPUは2nmプロセスで最新世代に刷新される一方で、グラフィック性能は競合ハイエンド機に大きく劣後するというのは極めてアンバランスに感じますが、それはPixelの以前からの傾向ではあります。
もうひとつ大きな変化がモデム。これまでのSamsung Exynos系モデムから、MediaTekの「M90」に切り替わるとされています。Pixelといえば一部で「電波が弱い」と言われがちでしたが、モデム供給元の変更で通信安定性が改善するかどうか、ここは日本のユーザーとしても気になるポイントですよね。
なお、画像処理用の新型ISPは「Metis」、AI処理用のTPUは「Santafe」とそれぞれコードネームが付き、セキュリティチップはTitan M3に更新される見込みです。AI処理に振り切るGoogleらしい構成で、Geminiまわりのオンデバイス処理にどれだけ効くか注目です。







































